浜松の某所で窓越しに眺める青空。ここ一週間は、暑かったり寒かったりと気温差が激しかったらしいが、建物の中からは実感が無かった。
僕の人生の 9 割以上の年月をダメージを受け入れたまま過ごしてきた身体に、最新の医療テクノロジーをインストールした。
明日(1st May 2019)、日本は新時代を迎える。
僕の子供の頃(昭和の時代)に流行った大好きだったアニメがある。
新造人間キャシャーン
https://youtu.be/pdbAJyrnDto
このオープニングで語られる言葉
知ってる!?
1973 年 10 月にスタートだから、
僕が最初にダメージを負って学校に行けなかった年の翌年から始まったのが「新造人間キャシャーン」だ。
そのオープニングの言葉は、コレだ。
「キャシャーンがやらねば誰がやる!」
この言葉の意味はとても重要で、誰かがやるなら、僕はやらない。
人がヤラない事を、やろう。やり続けよう。
今の僕の基本の考え方に繋がっている。
レイ・カーツワイルの書いた「
シンギュラリティは近い[エッセンス版] 人類が生命を超越するとき」読みましたか?
これは、日本語訳された 2016 年版の本ですが、元々は 2005 年に書いてるんだよね。
人間とテクノロジー(コンピュータ)は、融合していく。
面白いなぁ
今回インストールした最新医療テクノロジーは、
Boston Scientific Corporation | ボストン・サイエンティフィック ジャパン株式会社
http://www.sicd.jp/
の
皮下植込み型除細動器 S-ICD(Implantable Cardioverter Defibrillator)
ってやつ。
VODAFONE の回線を使って、世界中どこにいても VODAFONE の電波さえキャッチ出来れば、今の状況をドクターへ知らせる事が出来る。ちなみに通信量は世界中で無料。
数十年前は、豚か機械か、どっちか選択してって話だった。
今は未だ検証中らしいが、小豆サイズのペースメーカーが既に開発されていて、数年以内には実用化されるだろうと言われている。
医療分野のテクノロジーの進化は、当事者にならないとピンと来ないと思うが、当事者からすれば、この○十年の間に凄い進化をしているんだよね。
とは言っても、今回のインストールを経験する事で、この情報を求めている人達に経験に基づく事実を伝えていくべきだと思った。
S-ICD 情報サイト
http://www.sicd.jp/
僕らは、そもそもマイナスからのスタートなので、当たり前と言えば当たり前だが、良い事ばかりでは無いよ。
これをインストールした事で、ダメージが治るわけでは無い。
元々のダメージで、心肺停止した時、或いは心肺停止するかも~の時に、AED のように電気ショックで自動で生き返らせてくれる機能のみを有する機械なのだよ。
Auto Reboot !!
一番恐ろしいの(不安)は、誤動作だ。
新時代に向けて、僕の取扱説明書としては
・普通は行かないが、変電所はダメ
・自動車などの急速充電器ダメ
・体脂肪計ダメ
・アマチュア無線ダメ
・低周波・高周波治療器ダメ
これからの EV 化の時代にコレは厳しいぞと思うが、
付き合いが最も長い婦長さんから、運転手を雇いなさい
そんな余裕無いなぁと言ったら
日本で一番最初に、自動運転車に乗りなさい
って言われたから、頑張ろう。
この辺りの情報を書くか書くまいかと迷っていたが、「ICD (Implantable Cardioverter Defibrillator)」の正しい情報・経験者の情報を求めている人が多い(実際に僕自身もネットで相当調べたが、メーカーからの情報が殆どで生の情報が無い)ので、出すことにしました。
そう云えば、今から約 15 年くらい前に
まだ周りの人が「自動体外式除細動器 AED (Automated External Defibrillator)」の事を全くと言って良いほど無関心・無知識だったので、知ってもらう為に、
ののののモブログというブログで AED の設置場所を紹介していた。
今は、大人だったら AED を知らない人はいないだろう。多分
ICD は、未だ殆どの人が知らないと思う。
このインストレーションは、間違いでは無かった事を体験と共に周知していきたいと思う。
生きられる人は、生きるべき。
きっと何かの役に立つだろうから。
建物の外へ行こう。
青い空が世界へと続いているよ。