地域防災とソーシャルネットワークとネットメディア
静岡県周智郡
森町商工会のへ「森町防災ネット研究会」に参加した。
先週、浜松市に上陸した台風15号は、静岡県西部地方に多くの爪痕を残した。その時、参加した約10名ほどの皆さんが、どうやって情報を収集したのか、どんな情報を発信したのかなどのディスカッションを行った。
僕自身も気付かない事も多々あった。そして欲しい情報は、人それぞれ違うし、情報の収集手段も様々だった。当然と言えば当然だが、その中で行政からの情報不足をあげる方がとても多かった。
そう、情報が無いことほど不安な事は無い。その時に、自分の行政地区のHPに期待をするのは当たり前だと思う。TV・ラジオ等では、しきりに災害情報を発信してくれるが、知りたいのはピンポイントの災害情報であり、緊急時に遥か離れた災害情報を流されても不安は拭えないのだ。
が、その時どうだったのかと言えば・・・多くの自治体のサイトはTOPページに災害情報を集約して伝えるなど到底無かった。浜松市のHPなど、アクセス過多と想像されるが避難勧告が出た時間帯には、HPを閲覧する事さえままならなかった。
あなたの街のHPの防災情報は、本当に大丈夫?
ちょっと長いけど、今日のブログは続きを読んでくれると嬉しいな。特に、最後の部分を読んでね。
浜松市のHPが繋がらなかった理由は簡単だ。(あくまでも想像だが)既存メディアで、強い台風15号が浜松市に上陸したと連呼される。当然、浜松市民をはじめ、他県からも心配する人、野次馬なども一斉に浜松市のHPへアクセスする。ここまでの想定をしていなかったのだろう。
災害はいつ何時にやってくるか分からない。
今日にでも対応をして欲しい。が、現実はそうもいくまい。
今日の議論の中で、参加された方がは、ブログやTwitterを使って台風が猛威をふるう中で情報発信をして頂いていた。が、暴風が吹き荒れる時に、情報発信をする為に外出するのはとっても危険である。
お隣の愛知県の河川が溢れるかもしれない・・・と沢山のTwitterやブログ、Youtubeには動画が上がった。わざわざ行ったのか?きっと、そうでは無くて、そこを通りかかった人達が動画をアップしたりしたの方が絶対的多数だろう。
と、こんな意見が出た。
それが集まる場所が必要だ。
奄美大島に大雨災害が発生した時、
奄美大島の地域ブログ「しーま」と、地元のローカルFM局が大活躍した。
そう、ネットだけでは駄目。
今回は、浜松周辺が大規模な停電に見舞われた。数時間どころか、30時間以上も停電したところもあるそうだ。携帯電話も、スマートフォンも、ノートPCも流石にそこまで長時間は持ちこたえられない。そんな時に活躍するのは、電池式のラジオだろう。
地域全体で、共に協力して災害に立ち向かう必要があるのだ。
グダグダの文章になってきているなー
まっいっか。
浜松地域のブログ「
はまぞう」では、災害発生時には災害情報を集めたページに迅速に切り替える事にした。勿論そこには、我々の提供するブログ情報だけで無く、他社のブログも、Twitterも、Facebook等々何でもありだ。当然と言えば当然。
自分とこのじゃないから知らないなんて、悠長なことを言っている場合じゃないのだ。
でもね、これって災害の時だけ?
違うよね。
地震や台風等々だけじゃなく、いつも連携する事をしていなかったら、緊急時に実現できるハズが無いよね。
「はまぞう」が緊急災害ページを用意していますと話しをすると、じゃーみんなでネット上の防災訓練しましょうよ!って嬉しい意見を頂いた。
うーん、これこそ”ソーシャルネットワーク”
ソーシャルパワーだね。
皆で考えて、足りないものは改善して作り上げていきましょう。
だから、「はまぞう」で近いうちに「ネット防災訓練」します。
そして、意見をまとめて、行政の方々への提案に繋げたいと思う。
素晴らしい意見・パワーを頂き、森町の皆さま
ありがとうございました!!!
実現しますからねーーー
ALL沖縄もやろうよ!
森町商工会
http://www.mori-shokokai.jp/
遠州森町ポータルサイト
http://enshu-mori.jp/
ええら森町・ヘッドライン情報
http://eeramorimachi.hamazo.tv/
森町災害情報
http://saigaijoho.hamazo.tv/
関連記事