5年ぶりの中国北京で見て感じた事、色々

ののの

2024年06月10日 00:08



ニイハオ♪

楽しみにしていた、中国北京。ABTC(APEC カード)のお陰で、VISA 無し入国そして、優先レーンで快適入出国だった。

が、これは ABTC 未保有だったとしても、今の中国はスカスカ快適で入出国が可能だと思うので、是非とも生の中国を体験するために、VISA を申請・取得してでも行くべきだと思う。

写真左は、青ナンバーのガソリン車。右は、緑ナンバーの電気自動車だ。

どのメーカーが製造しているのか分からないが、中国北京には見たことが無いカッコいい自動車が走りまわっている。



中国北京に行ったら絶対に現車(実物)を見たいと思っていたのが、スマホメーカー Xiaomi がつくる EV カー。

スマホそして家電で、とてもスタイリッシュな商品を出し続ける Xiaomi は、こんなにカッコいい電気自動車を既に販売しているのだ。

Xiaomi SU7

お値段は、20万元~(約440万円)だって。

いいな~

日本で販売しないの?とスタッフに聞いてみたが、日本への輸出の予定は無いそうだ。

絶対に売れると思うけどな



宿泊したホテルは、北京動物園近くの元日航新世界ホテル。数年以上前から、ホテル館内を自動で動き回る配膳?配達ロボットが実験されていたが、今は普通に客室までの配達をロボットが担っているようだ。

エレベーターに当たり前の様に、入ってきて目的階のボタンが点灯する。

日航から資本が変わって、北京新世界ホテルとなり顧客は、ほぼ中国人の皆さんだ。宿泊客は誰も驚くことも無く、当たり前のように無関心。

驚いているのは、唯一の日本人である僕だけだった。

ちなみに、北京新世界ホテルで働くスタッフは中国語しか通じない。そして、部屋のTVチャンネルから NHK が消えていた。

清掃スタッフ、レストランスタッフとの会話には、自動翻訳(スマホで)が必須だ。

日本人は皆無、そして外国人観光客が殆どいない事で、宿泊料金はコロナ前よりも遥かに安くなっているよ。

朝食ブッフェは、ほぼ中国料理で現地の味付けで僕は大喜びだ。



シェアリングエコノミー・サイクルが溢れて放置自転車の大洪水になっていた、中国北京。

一番手だった MOBIKE 社も買収されたが、集約が進み現在は 3 社。

程よい台数が、北京市内に配置され、北京市民にとって欠かすことが出来ない便利で必須なサービスとなっていた。



EVの 自動車やオートバイが走り回っている北京市内の道路を、シェアリングエコノミーの自転車(電動アシスタント付きも有り)が市民の足となっている。

健康的で良いね。

20年以上前の北京の景色には戻らないだろうが、多くのシェアサイクルが走り回っている。

話題となった 2 つのサービスは、ほぼ壊滅だった。

1つは、社会問題化した、シェア「傘」

もう1つは、無人コンビニ。

日本の地方都市である、静岡県浜松市でさえお目見えした、店員ゼロの無人コンビニが、IT & AI 最先端をいく中国北京では無くなっていた。

聞くと、技術的な問題では無く、中国の抱える 14 億人の人口だった。(後述)



北京では、日経新聞の中国総局の方ともお会いして沢山の話しをした。

今、流行っているシェアリングエコノミーは何ですか?と聞いてみると

スマホの充電の為のバッテリーのシェアリング。

盗まれないの?と思ったが、今ではあらゆる場所で提供されている事と、月額料金がとても安いので、持ち帰ってしまうメリットが無いので、成り立っているとの事だった。

宿泊した北京新世界ホテルにも勿論あった。



ショッピングモールに、電気自動車のショールームが集まっているとの事で行ってみた。

生憎の雨の平日という事もあるが、ショッピングモールには人が少ない。

中国の首都である北京でさえ、あのフランスのカルフールのスーパーマーケットが撤退するのが今の中国だ。

日本だと、経済が・・・というマイナスの情報ばかりだが、実際はそればかりでは無い。

北京の経済は順調で、不動産価格も上昇を続けているそうだ。

コロナが明けて、当たり前のようにオフィスに人が通い、レストランへ行って食事をし、オンラインが増えたといっても未だにEC化率は恐らく 10% にも満たない日本。

中国では、何でもオンラインで買う。

物は勿論、食事もね。



以前は、いつも人だらけだったレストランも空いていた。

今では、朝食も昼食も夕食も、デリバリー。

そのため、デリバリーの求人募集が盛んだ。

人が運ぶデリバリーが何故人件費が高い中国北京で成り立つのか?不思議だ。

また、ホテルやビルの中での自動配達は当たり前のように動いているのに、アメリカやヨーロッパそして、日本でも実験が行われている街中を動き回る自動翻訳ロボットは、中国北京では見かけない。

10年以上前に、京東商城の JD.COM では、ドローン配達をしていのに何故?と疑問がわく。

中国の今の技術力であれば地上を走って適切に配達するなど、お茶の子さいさいのハズ。

歩道を電動バイクが傍若無人に走り回る交通ルールの中で、何故?

これも不思議だが、今需要が有り、日本とは異なり労働力が潤沢にある中国でデリバリーを自動化するのは・・・なのだろうと予想するしかない。

さて、

日本では壊滅したブームだった、グルーポン覚えてる?

そう共同購入型の割引サービス。

沢山の似たようなサービスが地方都市でも乱立したが、今は聞かない。

中国北京では今でも、同様のサービスが動いている。

食事しかり、今回も利用したマッサージなどなど



今回の中国北京で美味しい中国料理を食べ、

ビジネスの話もしっかりできた。

多くの方が撤退したようだが、僕には今は大チャンスと確信した中国北京だった。

張さん、劉さん(奥さん)、いつもありがとう。

とても楽しかった。

また直ぐに、北京にきますね。

再見!

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