斬新な日式サービスだった中国・広州の典型的ななんちゃって日本居酒屋

ののの

2017年04月19日 00:08



中国広州交易会で”ド”疲れたオッチャン達 4 人で、広州東駅近くの五つ星ホテル内にある日本居酒屋で中国最終日の慰労会。せっかくの中国なので広州料理も良かったが、何故か日本居酒屋へ行ってしまったのが運の尽き。

今まで中国の北京では、何度か日本居酒屋に行った事があったけど、こんなに不思議な日本居酒屋は初めてだ。

写真は、五つ星ホテル内の日本料理では有り得ないだろう作り物の松で飾られた刺し身の盛り合わせ。まぁ、これは百歩譲ったとして、店舗から着席と共に出された”突き出し”・”お通し”が、斬新で意外過ぎだった。




生ビールを注文したにも関わらず、ご丁寧に先ずは”緑茶”を頂く。

日本では特にアルコールを飲むことが珍しくなった僕も含めて 4 人で生ビールで乾杯♪

と、ここまでは良かったが

生ビールの”突き出し”として、最初に出されたのはなんとフルーツ。

しかも、一人一皿ずつオリジナルに作られた氷のお皿に盛られていた。お金かかってる~にしても、居酒屋の生ビールの”付け出し”がフルーツって(笑



続いて出てきたのが、驚きの”お味噌汁” with レンゲ

”お味噌汁”を、レンゲでつまみ代わりに飲みながら生ビールを頂く 3 人の日本人オッチャンと、 1 人の中国人オッチャンである Cho 。

異様な光景だと思う。



4 人で食べようと頼んだ、寿司の盛り合わせ

手前にある緑色なのは、大根でつくったお飾り

お刺身同様に、寿司の盛り合わせは 5 貫という超高級な創作寿司料理



鶏唐に外れの確率は低いだろうと、4 人なので 1 人前 2 つ入りとの事で 2 人前を注文した。

フニャフニャのこれまた斬新な食感の鶏の唐揚げだった。



グリーンの海老の卵?で覆われた海老

これは、まぁまぁ



網焼きのように、網の上に盛られて出てきた串の盛り合わせ

台に日本語の”ひらがな”と”漢字”が沢山書かれていたけど、日本語の文章になっておらず解読が出来なかった。


広州の最後の晩餐は、訪問した深センのパーソナルモビリティのメーカー・製造工場、広州交易会で大盛り上がりしたが、それにプラスして広州の五つ星ホテル内の某日本居酒屋のなんちゃってぶりに更に盛り上がったのだった。

日本人在住者・渡航者が減ってしまったからなのか、広州東駅周辺にたまたま日本食レストランが少ないからなのか、このような日本居酒屋が赤ちょうちんを看板にして駅前の五つ星ホテルにあるって奇跡的な遭遇であり、良い経験になった。

既に競争が激烈になっている、北京や上海では有り得ないよね。


お店は、外国人(韓国人と欧米人)で満席だったので、広州東駅周辺で本気で日本食レストランをやれば儲かると思うので、どなたか如何ですか。
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