楽天トラベルが、既存の手数料率6%から7%~9%に値上げを断行しようとしている。(た?)宿泊施設から猛烈な反発をうけ、昨日までは強気なコメントを出していたが、今日のニュースでは一定期間の間は料率の1%の値下げを発表した。
# 実際には宿泊利用者への1%のポイント付与があるので、もう1%を宿泊施設が負担している
当然ですが一定期間(2007年3月31日まで)という事は、結局上がるという事です。
それに対抗して、ライブア傘下のベストリザーブでは新規宿泊施設の獲得の為に来年1月まで手数料の無料サービスを打ち出している。
どうなんでしょうかね!?
出張が多い僕も、旅の窓口(その前の名前なんだっけ?)はよく利用している。それは何故かと言えば単純に便利だから。そして、宿泊施設が圧倒的に多いから(=品揃え豊富)。
旅の窓口、
ベストリザーブ以外にも、
じゃらんnetや
ぐるなびトラベルなどなど多くの宿泊施設予約サービスが存在する。
少し前のショッピングモールの様に、乱立している。同じ宿泊施設でも提供価格が違ったり、提供部屋数が違ったりしていて、このホテル!ってのが決まっていれば複数の宿泊予約サイトを巡回して最安値のサイトで予約する人も多くいるのではと思う。
値段をそれほど気にしなければ、複数サイトを探すのは面倒なので、間違い無く登録件数が多い旅の窓口を利用するだろう。しかし、登録件数が逆転すれば、旅の窓口利用者が、圧倒的一番店(他サイト)に移る可能性は大。その為に、必死になって手数料合戦をしている事は明白である。
しかし、圧倒的品揃えでは無く、他のサイトとの差別化で大成功している宿泊予約サイトがある。
一休.com
高級ホテルに特化してサービスを開始したサイトで、立ち上がったばかりの頃は、ただただ高いホテルの紹介サイトだと思っていた。面白くも何とも無かった。
昨年の夏、沖縄の新しいイメージを作り上げたのはこのサイトである事は有名です。今までの沖縄のリゾートホテルは、どこもかしこも青い空・青い海の写真を使用していた。ところが、一休.comさんは一切使用せず、アジアの落ち着いたイメージを伝えた。これが大当たり!
少し前に上場を果たしたのですが、その経常利益を見て益々ビックリ。
12億円の売上で経常利益が何と7億円以上!売上の6割が利益。
何かに特化(ターゲットを絞った)したサービス展開が、やはり面白い。
そして、大手宿泊予約サイトに依存するのでは無く、
地域に特化した宿泊予約サイトの可能性を非常に感じている。
その地域のホテル予約をする時は、一番良いのはその地域の情報をしっかりと得ながらベスト(場所)なホテルを選択するのが望ましいと思う。
沖縄県のホテルの予約サイトを成功させたい。
「てぃーだブログ」を開始する前、手数料は苦しいが結局は集客力が問題で大手宿泊予約サイトに依存するしか無いのだよと沖縄県内のホテルの方々が言っていた。今年の夏には間に合わなかったが、夏が終わり集客力が落ちる秋から冬に向けて準備を進めていきたい。
その時には、てぃーだの人達にも集客に協力をして頂きたいと思う。アフィリエイトである。
宿泊施設におけるアフィリエイトには、ECと並んで重要だと考えています。
楽天トラベルでの現在のアフィリエイト報酬は、新規会員登録をして初めて宿泊予約をした場合にのみ付与される仕組みに今年改変された。以前は、本人でも対象であったにも関わらずである。
これはおかしい。
沖縄県のホテルで考えれば、沖縄県への人の流れを作っているという事である。そして実際に沖縄県に人が来れば、沖縄県全体で考えればそこでの観光収入も得られるという事である。
観光大使ですよね。
全国規模で行っていれば、秋はここ、冬はここって事で全国の各地がピックアップされ間違い無く沖縄県は埋もれてしまうだろうし、特集などあり得ないだろう。
だから、
地域コンテンツを充実・成功させる事が必要なのです。
てぃーだブログがオープンしたのが、3月21日ですから
秋・冬の沖縄の魅力は、まだまだ伝わっていないと思いますが、みんなで伝えていく事によって夏の沖縄(どうしてもそのイメージが強い)以外も浸透していくと思っています。
その為にも、地域サイトは、みんなで協力する事が大切である。そして、利益はシェアする事。
いずれにしても、しばらくは予約サイトの動向に注目である。