那覇の中心部を流れる久茂地川。都会の川は清流になる日は近いのか

ののの

2014年11月20日 00:08



沖縄で久しぶりの営業の日々。楽しいね~営業って

たまにはジャケットを着るかと浜松からジャケットを持ってきたわけですが、11月というのに真夏用のジャケット。何てったって、沖縄の日中は 25 ℃前後と内地からすれば夢のような気候なのだ。長袖シャツに真夏用ジャケットを着ているだけで汗をかいてしまう暑さなのだ。真夏用にして良かった大正解だ。

これなら半袖で良かったと思った一日だった。

写真は、沖縄の大都会である那覇市の中心部を流れる久茂地川。

写真だとあまり綺麗な川に見えませんが、これでも以前よりかなり綺麗になっているのだよ。


流石に 30 年以上前に初めて沖縄に来た時の久茂地川を覚えていませんが、10数年前までは相当汚染された川だった。

きったない川だなぁ・・・

沖縄=美しい海のイメージが出来上がっているので、当然ながら川も清流が流れていると勝手に思ってしまう。

ネットで、昔の久茂地川の久茂地橋辺りの BOD の推移を調べてみると

1983年 42 mg/L
1988年 17 mg/L
1993年 8.3 mg/L

10 mg/L を超えると悪臭を放つ最悪の汚染した川らしい。

30 年前は、相当酷かったようだね。

確かに、静岡県の浜松市の中心部を流れる新川と言う川も汚かったし臭かったっけ

若い世代は知らないよね

日本中の川の殆どが、透明どころか緑ならまだましで、川なのに赤や黄色はたまた真っ黒い水が悪臭を放ちながら当たり前のように流れていたんだもんね

マジで臭かった

これじゃーいかんと、水質改善に日本中が取り組んだんだよね。


中国は汚い・駄目だ・・と言われますが、日本だってそうだったんだよね。


では、今の久茂地川と言えば

平成 24 年度の那覇市のデータによれば、泉崎橋付近で

平成24年度 市内河川水質調査結果(PDF/630KB) - 那覇市

なんと 1.1 mg/L

素晴らしい☆☆☆

人間は学習する

写真の久茂地川の色だけ見ると、まだまだ清流とは言えない状況ですが

久茂地川には、カニや多くの魚が生息しているようですね。真上から見ると、元気に魚が泳いでいるのが見える。


水質改善で有名な川と言えば、韓国ソウル市の清渓川

そりゃー昔は汚かった

韓国ソウルの首都高速道路の下を流れ、生活排水をじゃぶじゃぶ流して汚染されまくっていた。写真は無いが、ソウルの川=ド汚いをよく覚えている。

韓国ソウルの清渓川を浜松市の新川の復元のモデルに(2012.07 AWAZON)

でも今は、ソウル市民の憩いの場になっているんだよね。


那覇市でも更に久茂地川の水質改善をしていこうと取り組んでいるようなので、大都会である那覇市の中心を流れる久茂地川を誰もが認める清流とし、ソウルの清渓川のような場所になると良いね。

久茂地川で「川遊び」ができるようになったら、そりゃー楽しいよ♪

関連記事