この写真の右下を良くみて下さい。
本当は、アップで写真を撮りたかったのですが、怒られそうだったので・・・
とても分かり難いのですが、右手の男性の入国審査官のブースのところに、小さな機械があります。
これ、最初何だろうと思っていたのですが、画期的なシステムだったのです。
この機械には、対応する入国審査官のID番号がデジタル表示されています。
そしてその下に、4つのボタンがあります。
ボタンには、漫画で4つの顔が描かれています。
ニコちゃんマークの様に、満面の笑みで笑った顔と、少し笑った顔、少し怒った顔、激怒した顔
そう、このボタン何に使うのかと言うと、対応している入国審査官を、海外からの渡航者が評価するシステムなのです。
パスポートを渡して審査していると、暫くして4つのボタンが点滅します。
渡航者は、自分が感じた印象のボタンを押します。
それで、投票になる様なのです。
以前、北京首都国際空港を利用した時には、この評価システムは導入されていなかったので、恐らく北京オリンピック2008に向けての試みだと思います。
外国に来て、その国の入国審査官がニッコリと優しく対応してくれたら、その国のイメージ凄くアップしますからね。
北京オリンピック開催まで、あと4ヶ月をきりました。来月、北京に来た時には、今回以上にニッコリと対応をしてくれるのか楽しみです。
この評価システムですが、日本のお役所系の窓口に採用したらどうですか?
かなり改善するんじゃないかと思いますが。