1920 年代のハーレー・ダビッドソン。現在のハーレーのイメージに近づいていく
博物館に入場して、入り口周辺にある古きハーレー・ダビッドソンをじっくり観始めただけで時間はどんどん経過してしまった。入り口方向に振り返ると、まだたったこれだけしか進んでいない・・・閉館までに全てを観きれるだろうか。
このブログを連日観ている暇な鉄馬ファンは少ないと思いますが、1920 年代は自転車のようなフレームから、一気に現在のハーレー・ダビッドソンを彷彿させるフォルムへと進化していく見逃せない 10 年なのですよ。お好きな方は、お付き合い下さい。
1920 年 SPORT MODEL OPPOSED TWIN
リア・チェーンケース付きのこのマシンは、ハーレー・ダビッドソンが初めて女性向けに販売戦略を立てて展開したのだそうだ。髪をなびかせて鉄馬に跨る女性ライダーかっちょいー
1923 年 MODEL JDCA F-HEAD V-TWIN
その信頼性から、900 もの警察に採用されたそうだ。
1926 年 BA OHV SINGLE
サイドバルブから、より強力なオーバーヘッドバルブが搭載された最初のモデルらしい
この位置にはスピードメーターだと思ったら、何かのスイッチだった。ライト?
1928 年 JH F-HEAD V-TWIN
ブラックに赤のラインで精悍さを増した 2 カム V ツインモデル。パワーはついに 50 馬力に到達した。宣伝文句には、かつてレースやヒルクライムのみで体感できたワールドレコードレベルのスピード・パワーが手に入ると書かれている。ハーレー・ダビッドソン社の自信だね。
1929 年 DL SIDE-VALVE V-TWIN
ツインヘッドランプに、サイドバルブのフラットヘッド・エンジン。
重厚感が増して、現在のハーレー・ダビッドソンっぽくなってきた。
そして続くは、1930 年代のハーレー・ダビッドソンへ
Harley-Davidson Museum
400 West Canal Street, Milwaukee, WI 53201, United States
http://www.h-dmuseum.com/
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