2022年12月19日
OCA の基盤は農業。沖縄の北部某所で完全自然栽培を

春から秋にかけては、自由奔放に成長しまくる雑草との戦いが続いていたが、冬になって雑草が枯れ果てた浜松の OCA FARM 。
冬は、毎週必須の草刈りという農作業から開放されて、ホッと一息がつける季節でもある。
夏場に刈った雑草が、乾燥し圃場への栄養補給となる。この自然循環を確立していく事が大切なのだ。
僕が、今年は沖縄にいる事が多くなり、久しぶりに畑に行くと、野菜作りの為の盛土の列が複数できていた。
一気に気温が下がり、10 ℃を切る日が常になってきた浜松の圃場には、最初に植えたという大根の葉が青々と育っていた。
耕運機どころか、農業機械と云われる物は何一つ保有していない OCA ですが、農業に目覚めた Dien 君が中心となって圃場整備に余念が無い。
もう、浜松の OCA FARM は、彼らに全てを任せても安心だね。

約 700 坪の畑に何を植えるか?
全くど素人だった僕が選んだのは、ベトナム・バリア=ブンタウ産のオーガニックカカオと相性が良いと予想される、ナッツ系+柑橘系だった。
その殆どは、いわゆる落葉樹の為、冬になると写真の通り、木の枝が寂しそうだ。
昨年は、全ての木が死んでしまったのだろうか?と、とても心配しましたが、自然の力は偉大なりで、越冬して春になったら元気よく新芽が成長していった。今年は、心配する事無く、ゆっくりと休んで、春の成長を安心して待つことが出来る。

ここは沖縄県の北にある某所である。
自然農法での栽培を安心して行うためには、こうして周りに何も無く、自然そのままの木に囲まれた場所が必要なのだ。
この場所に適した沖縄の昔々栽培されていた農作物。
流行りの物では無い、この場所の自然環境にあった農作物。
これらを栽培して頂く予定だ。
種を撒いてから、芽が出て、成長して、収穫が出来るまで、とても楽しみだ。
沖縄の北へ行く機会が増えそうだ。