2013年10月26日
東日本大震災で宮城県からカナダまで流されたハーレー・ダビッドソン

2013 年 5 月当時、アメリカ・ミルウォーキーにあるハーレー・ダビッドソン・ミュージアムにおいて、1 台のハーレー・ダビッドソンを一番大きなスペースを使って展示されていたのが、このボロボロのハーレー・ダビッドソンだった。後にご紹介する予定の、世界中から愛されるハーレー・ダビッドソンの第一号車である 1903 年製の希少車よりもだ。
日本でも大きく報道されたので、ご存知の方も多いかと思いますが、東日本大震災の時に津波で宮城県から流されてカナダで発見されたハーレー・ダビッドソンだ。

宮城県から見つかったカナダ西部ブリティッシュコロンビア州までは、なんと 6,500km もある。一年以上かけて流され続けたハーレー・ダビッドソンがこの形を保てたのは、白のコンテナに入ったまま流されたからだろう。

恐らくこの海流にのって流されてきたのだろう。

発見された時の写真。
流されてきたコンテナと、コンテナ内のハーレー・ダビッドソン
見つけた人は驚いた事だろう

日本の宮城ナンバー
恐らく漢字を読むことが出来なかったと思うのですが、カナダの海岸でハーレー・ダビッドソンが発見されたというニュースをキャッチして、ハーレー・ダビッドソン本体が動いたのだそうだ。

一年以上海水に浸かったと思われるボディは、どこもかしこもボロボロ状態

ワイヤーホイールのワイヤーが何本か朽ち果てて無くなっている。
ここまでボロボロのハーレー・ダビッドソンを、何とハーレー・ダビッドソン本体は、日本に送って無償で全て修理して持ち主の方にお届けすると発表したのだ。
が、ナンバープレートから発見された持ち主の方が、そのまま保管して欲しいという希望もあって、今現在ミルウォーキーのハーレー・ダビッドソン・ミュージアムに展示される事になったのだそうだ。



この話しって凄いでしょ。
世界中の全てのハーレー乗りを心から大切にする、ハーレー・ダビッドソン社の姿勢が素晴らしい!
ハーレーだけが何故売れ続けるのか?
答えはココにあると思う。
ハーレー・ダビッドソンに乗って良かった。
ハーレー最高\(^o^)/
東日本大震災で津波に呑まれカナダに漂着したあのハーレーが博物館に
http://jp.autoblog.com/2012/10/30/harley-davidson-museum-opens-tsunami-motorcycle-exhibit/
【ビデオ】東日本大震災の津波で流されたハーレーダビッドソンがカナダで発見
http://jp.autoblog.com/2012/05/04/harley-davidson-lost-in-japans-tsunami-washes-up-in-canada/
Harley-Davidson Museum
400 West Canal Street, Milwaukee, WI 53201, United States
http://www.h-dmuseum.com/