2022年11月14日
芭蕉布に魅せられて、沖縄の職人技をカカオ産業に活かしたい

芭蕉布の事を知りたくて、豊見城市にある「おきなわ工芸の杜」で行ってきた。近くに、こんなに立派な施設があるとは知らなかった。
ここには、沖縄県の先人の知恵と技術で実現した素晴らしい伝統工芸の情報があった。もっと早く知って、もっと早く来ていれば良かった。
土日も無料で利用が出来る(月曜日が休館日)ので、一度は行った方が良いね。
おきなわ工芸の杜 〜人と技術・情報の交流施設〜
https://okinawa-kougeinomori.jp/
〒901-0241 沖縄県豊見城市豊見城1114−1
TEL : 098-987-0467
MAP : https://goo.gl/maps/PjRLqETAhzTuDi8F7

ここは広々とした展示ブース
工芸の島、沖縄と表現されているように、沖縄県内は本島から八重山、宮子、、、の離島まで
それぞれ様々な織物がある。
原材料も違えば、デザインも織り方も異なっていて大変面白い。
その中でも特に僕が興味が有るのは、

喜如嘉の芭蕉布
糸芭蕉の繊維から、全て手作業の職人技だ。
バナナ(実芭蕉)の仲間って知ってた?
当時は、糸芭蕉を紡いで糸になって布になるなんて、成分分析など出来なかった時代に、人間って本当に凄い。

糸芭蕉の皮を裂いてしごいて作っていくそうですが、出来上がった糸芭蕉の糸を見ると
バナナの花を裂いた物とそっくりだ。
バナナの木の皮でも出来るのかも!?と現物を見て思った。
わざわざ、バナナの実がなる実芭蕉の木を使う必要は無いけど。

有名な中川政七商店の工芸百貨店が詳しく書いているのでどうぞ
芭蕉布とは
https://story.nakagawa-masashichi.jp/craft_post/118002
ここにある糸芭蕉の写真の葉を見ると、おーバナナというのが分かるね。
何故、沖縄の伝統工芸の芭蕉布に興味を持っているかと言うと、ご想像の通りで
カカオの木の全てを食品は勿論、その他の利用・活用方法を考え実現する事が、カカオ産業を収益が高い魅力的な産業にする事に繋がると考えるからです。
OCA は、沖縄の伝統工芸の技術を参考に、カカオの世界で実現したい。
もう一つ
沖縄の陶芸職人さんと、カカオをデザインした物入れからカップ、お皿などをつくりたい。
一緒に取り組める、興味がある陶芸職人さんと繋がる事を願っています。