AWAZON

今週末の統一地方選挙を前に、静岡地方版ですが、日本経済新聞の朝刊に”浜松市に望むこと”を記事にして頂いた。先週、取材をして頂いたのですが、ペンの力、記者の文章力、プロの方は流石ですね。

18 年前の起業と同時期に、当時の浜松市長と 30 分ほど面談が叶い、浜松市の通信環境を日本一にして欲しい！どこよりも早く浜松市全域に光ファイバーを敷設して欲しい！通信インフラ整備を行う事が、将来を考えた時に”今”行うべきだと熱望した。そしてその経済効果は、小僧の試算でもこうなるのですと。

そうですね、、ニコリ

となったが、思いは全く叶わなかった。小僧の戯言なので当然と言えば、当然だったのかな。18 年前は早すぎたのかもしれない。

が、今は違う。もう待ったなしだ。


# 写真の意味分かりますか？これは、リニア中央新幹線です。


今回は、浜松市という事で取材をして頂きましたが、これは浜松市だけでは無く、沖縄県も同じ。沖縄の宝である、離島そして、北部ヤンバルまで IT インフラを整備し、水道・電気・ガスの生活インフラと同様に、通信・情報という第 4 の生活インフラの公平性を実現して欲しい。

という事で、文章力が無い AWAZON の文章では無く、ペンの力をご覧下さい。

「 IT インフラで産業振興」（日本経済新聞 2015.04.07）

何より望むのは IT（情報技術）インフラの整備だ。浜名湖周辺でもまだ光ファイバーが通っていない地域がある。過疎状態だった徳島県神山町では光ファイバーが整備され、ITベンチャーなどが集まりつつある。通信速度の遅さは、ビジネスにとっての致命的だ。

浜松の中山間地域でも IT インフラが整えば、在宅で仕事ができる。

自然に囲まれた環境や家賃の安さなどは魅力的だ。域外から企業や人材を呼び込むことができるだろう。

市が本気で取り組むという姿勢を見せれば、大企業も協力する。実際、当社が長年提案しても動かなかった中心市街地での無料 Wi-Fi の整備も、市が助成金を出し、旗振り役となって動くことで企業が協力し、急速に話が進んだ。

事業活性化でも IT が果たす役割は大きい。自動車、二輪車から農業まで、あらゆる産業で IT との結びつきは一段と強まる。市は地元の IT 企業にもっと積極的に仕事を発注し、経験を積ませて育てる取り組みが必要だ。人材育成のためには若い世代への IT 教育の充実も欠かせない。

東京や大阪などにある大学の学生に、地元中小企業の情報を積極的に発信してほしい。地元企業の情報を知れば、地元に戻る学生ももっと増えるはず。今は就職情報誌などに高いお金を支払らわなければならず、中小にはなかなか難しい。

人口減は浜松でも起きているが、『日本でも有数の住みやすい街』ということを打ち出すべきだ。気候は温暖で雪も降らず、自然も豊か。街の標識などの多言語化を進めれば、住みたいと思う外国人も増えるだろう。