2015年11月28日
勝手に「浜松高精度測位都市」宣言!プロジェクト発足そして発進だ!

浜松市のエンジニアの皆さん!日本のエンジニアの皆さん!そして世界中の優秀なエンジニアの皆さん!出番ですよ☆
浜松市に集合して下さい。
世界中の何処よりも早く、最小ミリ単位、最大でもセンチメートルでの高精度測位情報を利用したサービスを創造する環境を提供したい。
と、東京海洋大学の研究室に行ってきたのだった。
浜松に来ませんか?
浜松なら高精度測位システムを利用出来まよ
明るい未来を創っていくのは、エンジニアの皆さんだとの想いと共に。

東京海洋大学の研究室で、現在研究中の高精度測位システムを持ち込んだ僅か 75$ の安価な受信機で、水平方向に驚きの精度はミリ単位。
写真の一マスが、1cm なんです。
すげーーー痺れる~

垂直方向も、同様にミリ単位・・・
今までの GPS の精度は何だったんだ。
全ての場所で、ミリ単位の高精度が測位出来るのでは無いですが、浜松市のように高層ビルが皆無な地方都市の場合、半径 10km ほどの範囲内でリアルタイムに最低でも水平・垂直共にセンチメートル単位の高精度測位情報を提供する事ができるハズなのだ。
早ければ今年中に、この環境が整う予定だ。
日本では。準天頂衛星初号機「みちびき」が打ち上げられ、数年後には確実にセンチメートル単位での即位を利用したサービスが花盛りになるだろう。これは世界においても同じ。
その環境が整う前に、限られた範囲(先ずは浜松市の半径約 10km )ではありますが、机上では無く実際に高精度測位情報を利用したサービスづくりが可能になるですよ。
浜松市に来て頂けさえすればね ^^
今も、世界中の大企業が莫大な予算を使って、例えば自動車の自動運転などを競っている。
が、たったの 75$ の安価な受信機 + α を組み合わせる事で、中小零細企業・個人でもこの範囲内であれば、高精度測位システムを利用したサービスを創造できる。
スゲー事だと思う。
この高精度測位情報を活用したサービスは、限りない。
センチメートル単位での、道路・歩道の状況のセンシングも可能だ。この情報を集積し、シェアし、更に利用する事で、歩道を安全に回避しながら移動出来る、パーソナルモビリティの自動運転も可能になる。
垂直方向の高精度測位情報は、ドローンに使えると誰もが直ぐに思うだろう。
あんな事も、こんな事も、、、やっぱり興奮が止まない。
この高精度測位インフラを、浜松市全域をカバーする事を目指したい。
僕は、資産家では無いので、知恵と身体を使ってやるしかない。
中小企業が実現できるだろうレベルの資金で、南北 70km もある巨大な浜松市に高精度測位インフラを整備できるって凄いでしょう。
浜松周辺の産官学の全ての皆さん、ご一緒しましょう!

そうそう、東京海洋大学のキャンパスにあった、コンテナ。これって、コンテナ型のデータセンター?

高精度測位システムと、パーソナルモビリティが合体したら、面白いでしょ
先日のブログでも書きましたが、これからは高齢化社会そして、人口減が進む。そこで必要になるのは、一人一人の行動範囲を少し伸ばす事だと思っている。半径 1km が 2 倍の 2km にする事が出来れば、行動範囲は 4 倍になるんです。買い物難民、商店街消滅・・・地方創生には、今よりも楽チンな広範囲に移動可能な仕組みが必要だ。安全に歩道を自動運転で配達するデリバリーモビリティがあっても良いだろうし。
今年の春に中国の「Ninebot」が、アメリカの「セグウェイ」を買収して衝撃を受けた。「Ninebot」は、スマホで有名な「小米科技(Xiaomi)」の傘下なんだよね。写真は、シャオミが、今月発売を開始した、日本円で 3 万円代のパーソナルモビリティ。
これが欲しくて、中国・北京出張で買って日本に持ち帰ってこようと思っていた。でも、中国スタッフに確認してもらうと、バッテリー搭載の機械は、海外に持ち出せないらしい。。。
残念ですが、中国にはパーソナルモビリティ市場へ多くの企業が参入している。
先日、グッドデザイン賞を受賞した、日本人が創る「WHILL」と一緒に出来たら面白そう。
浜松には、SUZUKI / YAMAHA が、シニアカーを出しているので、これに高精度測位システムを組み込んでセンシングで路面情報を正確に蓄積し、安全走行にフィードバックからでも始めてみたい。
・驚愕!中国の「パーソナルモビリティ」事情のまとめ(2015.10 AWAZON)
纳恩博 纳恩博(天津)科技有限公司
http://www.ninebot.cn/

さて、空に目をむけると
こちらも中国企業が先行しているのは、周知の事実。
ドローンの世界最大手は、ココ
大疆創新科技有限公司(DJI)
http://www.dji.com/ja
亜州IR株式会社の 10 月レポートによれば、
中国広東省深センに本拠を置くDJIは、許可を受けてドローンを使用する米国129社のうち、61社(47%)に納入している。商用ドローンの世界シェアは、推計で70%に拡大した。
米国家電協会によると、15年のドローン販売台数は、世界全体で40万機に拡大し、その市場規模は前年比で55%増の1億3000万米ドル(約159億円)に達する見込み。18年の市場規模については、少なくとも7.7倍の10億米ドルに成長すると期待されるという。
中国のドローンメーカーは300~400社を数える。業界が抱える従業員の総数は1万人を超えた。将来的には、市場規模が500億人民元を超える見通しだ。
わぉ
PC / スマートフォン / タブレットなどの OS は、US が圧倒的シェアを奪い、諸々サービスも US 。高精度測位システムと最も相性が良さそうと考える、パーソナルモビリティとドローンは、中国が断トツなんだよね。
高精度測位では、日本が頑張らないと。
興味がある、エンジニアの皆さん
メチャメチャ楽しい事が出来ますよ。
Always welcome!
Anyone welcome!
Let's made together!