2018年06月04日
エストニアのロストバゲージと交通事故で海外経験値アップ
留学経験・海外勤務経験は無いけれど、旅慣れた経験者だと思っていた。が、初めての欧州・バルト三国では、初体験だらけで海外経験値が大幅に向上している。
エストニアで借りたレンタカーの屋根で事故報告を書いているのは、恐ろしい事に 2 回も写真のベンツマークの大型トラックで追突してきたドライバーであるエストニアの大男。
安全運転に心がけていたので、想定外の出来事だった。
更に、30 数年間で初のロストバゲージを体験した。しかも、ロストバゲージを受け取りに隣国ラトビアまで行くことになるとは、これまた想定外。
想定外を如何に笑って対応するかが試される。
さて、最初のトラブルは、日本からの直行便の無いエストニアに行くためには、飛行機を乗り継ぐ(関空⇒北京⇒ストックホルム⇒タリン)事になった北京で発生した。若い時は特に金も無く(飛行機代も高かったし)乗り継ぎは当たり前で、ニューヨークまで 30 時間以上もかけて乗り継ぎ・乗り継ぎで行く事もあったが、ロストバゲージは未経験。別行動だっった、ツレがロストバゲージになったり、中国・北京で同じく同行した北京の総経理ばロストバゲージはあったけど、僕自身は 30 数年間一度も無かった。
夜遅くにタリン空港に到着したが、荷物が流れて来ない・・・直ぐに荷物のタグで、空港スタッフに確認してもらうと北京空港にあると云う。
マジかよ・・・
管理番号を発行してもらい、エストニア・タリンの宿泊先に翌日の同便で届けてもらうように依頼をした。
ホテルにチェックインして、ANA の国際線手荷物システムで確認すると、間違いなく宿泊先のホテルになっている。
手荷物検索システムのご案内(国際線) | ANA
https://www.ana.co.jp/ja/jp/international/prepare/baggage/search/
手荷物検索サービス
念の為、 ANA ダイヤモンド・デスクに間違いなく北京から明日バッグを載せて欲しいとお願いしたいと国際電話を入れるが、僕の持っている情報以上は対応が出来ないとの回答だった。海外から ANA ダイヤモンドデスクに”助けて~ CALL”をしたのは初めてだったが、お役に立たないのだね。。。自分でやりなさいってさ。
はい、分かりました。
タリン空港に到着する時間が深夜なので、ホテル・スタッフが不在になってしまったら受け取れないぞと、
翌日、ドキドキしながら、ネットを確認していた。
ストックホルムからタリン空港に飛行機が到着したのを Google でチェックし、着陸して直ぐにホテル・スタッフに問い合わせ番号と共に、バッグが間違いなくエストニア・タリンに着いたか確認してもらうように依頼した。
が、暫くすると、部屋のドアをスタッフがノックしてきた。やりー荷物が来たかと喜んで開けると、荷物はエストニアでは無く、ラトビアのリガ空港に行ってしまったとの事。
唖然・呆然、、、言葉を失う僕。
ネットで、自分の携帯への SMS と、E メール登録をしたのに、何の連絡も無く、エストニアでは無く、ラトビアへ行ってしまった。
なんてこった
朝、携帯の電話が鳴った。
ラトビアのリガ空港からだった。荷物、こっちにあるから取りに来てって。
ここから 300km 以上もあるから、午後の遅い時間にならないと無理と伝えると、「anytime OK!」って嬉しいけど
マジか。
タリンで予約したレンタカーを受け取りに行く。
が、レンタカーが用意されていなかった(笑
ムッとして、本当に大丈夫か?と聞くと、エストニア語でスタッフ同士が話をし、電話をかけまくっている。絶対に忘れてただろ。
何分後に準備が出来る?と聞けば、15 分と云うが、、、、待てど暮らせどレンタカーは来ない。どうやら、受け付けた女性スタッフが何処かに取りに行ったに違いない。
結果、到着して 1 時間半待って、中国製の KIA がやってきた。
フリーウェイを走り続けて、300 数十キロ。
行く予定の無かった、バルト産国のハブ空港と云われるラトビアのリガ空港に夕方に到着。
どこに行けば良いのだろう?
空港スタッフと思われる女性に聞くが、あっちと云うが分からない。そんなカウンター無いじゃん。
新たにまた聞く。
あっちと同じ方向を教えられる。
ロストバゲージ受け取りカウンターなんて無いじゃんと思いながら、良く見ると柱に影の壁に写真の電話を発見。
ここから電話をして、到着 3 日目にして荷物を手にしたのだった。
なかなか、やっかいな事が起きるなとロストバゲージが解決して、気分を変えてと時は進む。
はい、やられました。
後ろから、なんと 2 回オカマを掘られた。
1 回目にぶつけられた時、中国製の KIA がおかしくなったと思った。まさか、追突とは思わないから。
それから暫くして、更にドーンと。
ルームミラーを見ると、後ろをピッタリ走ってきていた、トラックが。
僕の運転が、悪かった?心当たりは無いのに、なにか怒ってぶつけてきたのか!?
クルマを右の路肩に寄せて、躊躇せず運転席から出て、トラックを手招きした。
なかなか、降りて来ない。どんな奴が出てくるのだろうと思ったが、1 枚目の写真のように、デッカイ大男が降りてきた。
やべーかも
と思ったが、コッチは外国人で車はレンタカー、そのままにして損害賠償なんて腹が立つので、警察を呼んでくれと伝えた。
素直に直ぐに、携帯電話で警察へ電話をしてくれた。
パトカーで、2 人の警察官がやってきた。
お互いに免許を提示して、追突した彼は、直ぐに飲酒検査を行い、数値はゼロである事をポリスが見せてくれた。
すると、何故か追突された僕にも、飲酒検査をしろと云う。被害者のハズが、生まれて初めての飲酒検査。思いっきり息をはいて、当然ゼロ。
せっかくなので、写真撮らせてくれと伝えたら、ポーズ取ってくれたポリスマン。
後で面倒な事になりたくないので、追突した彼のエストニアのドライバーズライセンスを写真に撮らせてもらった。
これが、エストニアのドライバーズライセンスね。
レンタカーを借りた時に渡された、事故があった時に記載する複写式の事故報告書がコレ。
全てエストニア語で書かれているので、分かるハズが無いが、彼が英語でサポートしてくれたので自分の必要項目を記載して、これも念の為に写真に撮っておいた。
ここには、僕の「ID 番号」を記載する欄があり、彼に「国民 ID 番号」を聞かれた。さすが、電子国家エストニアだと思ったが、日本には住基ネットはあるが正式な「国民 ID 番号」は無い事を伝えた。
日本国内には、反対するモノも少なからずいるが、僕は「ID 番号」は必要だと思う。無いと、不便で仕方が無い。
どでかいトラックを運転する、どでかいエストニア人の彼は、最初ヤバイ奴が出てきたと思ったが、素直で良いやつだった。
最後は、握手をして仲良くなったのは云うまでもない。
彼とはエストニアの友達になるかもね(笑
事故した事は仕方が無いが、真面目に頑張れよー
という事で、海外経験値がアップしたバルト三国の旅だ。
この記事へのコメント
びっくり~な話が次々と。
ご無事でよかったです。
まぶや~まぶや~(^^;
ご無事でよかったです。
まぶや~まぶや~(^^;
Posted by 町田律子(pyo) at 2018年06月04日 00:31
はい、ロストバゲージとレンタカーへの事故は、解決したのですが、
今度は記憶が定かで無いので整理中ですえど、今回の初めてのEUは、まだまた色々と起こりチューです。既に帰国予定日を過ぎてますが、まだエストニアなんです。
今度は記憶が定かで無いので整理中ですえど、今回の初めてのEUは、まだまた色々と起こりチューです。既に帰国予定日を過ぎてますが、まだエストニアなんです。
Posted by ののの at 2018年06月08日 13:31