2019年01月28日
遠州小國神社でエストニアの心-版画家カルヨ・ポルの世界-

なんと、遠州森町の小國神社でバルト三国のエストニアを体感できる。
エストニアで有名な版画家であるカルヨ・ポルの版画展が開催されている。何故、遠州森町でエストニア?と誰もが思うでしょうが、小國神社の宮司が 20 年前にエストニアを訪れたのが始まりで交流が続いていたのだそうだ。
昨年秋にエストニア美術館からのプレスリリースで情報をキャッチし、展覧会が開催されるのを首を長くして楽しみに待っていたので小國神社までカルヨ・ポルの作品を観に行ってきた。
遠江國一宮 小國神社
〒437-0226 静岡県周智郡森町一宮3956-1
http://www.okunijinja.or.jp/

小國神社に行くのは超お久しぶり。
新年を迎えての初詣客も既に落ち着いていたので、渋滞も無く小國神社境内手前の駐車場にストレス無く到着した。
■エストニアの心 版画家カルヨ・ポルの世界展■
期 間:平成30年11月16日(金)~平成31年2月17日(日)
入場料:無料
会 場:小國神社 研修室(参拝者休憩所2階)
主催:エストニア国立美術館
共催:遠江国一宮小國神社
特別協賛:エストニア共和国文化省
■カルヨ・ポル プロフィール:kaljo pollu(1934-2010)■
エストニア共和国を代表する美術家。その作品や芸術活動は多くのエストニア人芸術家に影響を与えてきた。また、エストニアのみならずシベリアやウラル山脈に住む少数民族の伝承を研究する学術調査隊の隊長としても活躍。貴重な民俗伝承の保護を訴えてきた。エストニア芸術学院、フィンランドのユヴァスキュラ大学の名誉教授に選出、国内外より多くの賞を授与される。
小國神社 公式サイトより
http://www.okunijinja.or.jp/information/?vol=289#anc
こんなに有名なアーティストの展覧会が開催されているのに、殆どの参拝客は知らないのか?文化的にアートには興味が無いのか、入場料無料にも関わらず会場である参拝者休憩所の 2 階にある研修室はガラガラだった。
勿体無いね~ほんと
海外の美術館・博物館は、ほぼ展示作品を写真に撮ることは OK なのですが、受付にいた方に確認すると残念ながら接写は禁止という事で、全体を写す形なら問題ないよと頂いたので、作品展のイメージだけでもとパシャリさせて頂いた。

会場の研修室の壁にぐるりと 5 つのゾーンに分かれてカルヨ・ポルの作品が約 60 も展示されている。
作品一つ一つのアップでは無いですが、カルヨ・ポルの魅力が少しでも伝わると嬉しい。

会場、とても空いているので、ゆっくりと鑑賞できるよ。
エストニアの版画家・カルヨ・ポルが森の小国神社で日本初の個展(産経新聞 2019.01.14)
https://www.sankei.com/region/news/190114/rgn1901140022-n1.html

作品の写真が撮れなかった事もあって、今回の日本での展覧会の為に作られたというカルヨ・ポルの世界を勿論購入。(1,500 円、、、安い!)

僕は、アートが好きでどこの国に行っても、美術館は欠かせない。
本人のセンスは無いので、作品の善し悪しは全く分かりませんが、会場に展示されていた版画の中で、最も気に入ったのがコレ
太陽のすみか (版画シリーズ「カリの人々より」 1984 年)
本物は購入できないけど、ポスターが有ったら書いたかった。
小國神社での展示会は、2 月 17 日(日)まで開催されているので、未だ行っていない方は、このチャンスを逃すこと無く是非行くと良いと思う。
エストニアまで行くのって大変だよ。遠州にお住まいなら、自動車でちょっと走れば行けるからね。
小國神社での展覧会が終了後は、エストニア共和国唯一の友好都市である長野県佐久市で、カルヨ・ポルの版画展が開催されるそうだ。
長野県佐久市は、エストニアのサク市と友好都市なのだ。
今、エストニア共和国は、世界中から世界一の電子国家として注目されているから、そう簡単に姉妹都市にはなれないと思うので、僅か数千人の地方都市サク市と名前が同じと云う事もあって 10 年以上前に友好都市となった長野県佐久市は大金星だと思うぞ。
次回エストニアに行ったら、サク市にも訪れてみようと思う。
長野県佐久市もね。
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