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2019年03月18日

中国北京の今と、河北省雄安新区の百度など

中国北京の今と、河北省雄安新区の百度など

ニイハオ♪

青空が広がる中国・北京にやってきた。バンコク・ホーチミンシティの空気と比べて、全国人民代表大会開催中の北京の空気はかなり改善しているのが面白い。

最近のシーポイントは、イベント会社?貿易会社?農業?学校?と事業範囲が広がっていますが、中国・北京では、ベースとなる IT テクノロジー開発をしっかりと進めている。

特に力を入れているのは、写真の当社トップエンジニア張さんの AI (≒機械学習)を利用したサービスづくりだ。

北京の動きは、とても早いので 2019 年初頭の北京の様子を紹介するので、続きをどうぞ。

中国北京の今と、河北省雄安新区の百度など

首都・北京から 100 数十キロ南西に位置する、河北省雄安新区が今注目されている。

習近平主席が、深セン(圳)特区、上海浦東新区に続き第 3 の新区として肝いりで進めている場所なのだ。

ここでは、中国の BAT (Baidu / Alibaba / Tencent)の一角である百度が自動運転の実験を行っている。百度の検索エンジンは、広告だらけで数年前に僕は駄目だな・・・と思っていたが、百度地図を手がけていた事もあり、最も相性が良いだろう自動運転に大きく舵を切った。

一般自動車は立ち入る事が出来ない区画で、百度のエンジニアを集めて自動運転技術の実証実験を繰り返しているようだ。

中国北京の今と、河北省雄安新区の百度など

百度(Baidu)の自動運転車に乗車する為には、WeChat で個人情報の登録が必須。僕も登録を試みるが、今回の香港 SIM は、中国の形態電話番号が無い(通話)ので、敢え無く諦め、張さんだけが百度の自動運転車に乗り込むことになった。

そう、中国ではスマートフォンそして、WeChat 等が自由に使えないと、買い物は勿論のこと、充実した生活サービスを受ける事が非常に難しいのが現実なのだ。

実際の試乗はと云えば、決められたルートを走るだけなので、正直大した事は無かったが、登録さえすれば気軽に体感が出来るという試みは中国国民の方にとっては自動運転の時代は近いと感じる事が出来て良いことだと思った。

中国北京の今と、河北省雄安新区の百度など

このエリアの中での移動は、全て電気自動車。

駐車場とエリア間は、この BYD 社の電気バスが 15 分間隔でピストン運転をしている。

中国北京の今と、河北省雄安新区の百度など

関係者の自動車も全て電気自動車。

中国北京の今と、河北省雄安新区の百度など

その為、エリア内には到るところに、ずら~ーーーーっと急速充電スタンドが並んでいた。

まだまだ、これからのエリアですが、

北京中心部から、雄安新区までは高速道路(制限速度 120km/h)を利用して片道 2 時間余りなので、北京に来たら今のうちにドライブも兼ねて雄安新区を訪れると良いと思う。


中国北京の今と、河北省雄安新区の百度など

既に、数年以上前、北京でレストランに行った時、レストランの店員に注文しないよ。テーブルに着いたら、スマホで直接注文するし、スマホでそのまま決済(お支払い)するよと、書いたが、日本の殆どの人が信じなかった。

今では、それも当たり前になっている。

2 日目に行った、人気の中華レストランのテーブルの上にある QR コードと、砂時計。

中国・北京で飲食をする時、ネットスキルが低いと確実に損をする(2016.06)

この QR コードをスキャンして、サイトを表示して WeChat のお店のサイトから、注文をしても良いし、レストランのスタッフを呼んで直接注文しても良い。

僕たちは、WeChat のお店のサイトから、料理を全て注文した。

砂時計は、注文したら、砂時計の砂が全て落ち終わるまでに、料理が揃わなかったら、ゴメンナサイと+αのサービスがあるらしい。

お支払いは、勿論 WeChat からの支払いになるので、店員さんは会計の為にテーブルに来る事は無い。

店内には、複数のデリバリーサービスの為の料理棚があって、外(自宅など)からの注文が入ったら、その棚に料理を置けばデリバリーサービスが取りに来て、配達してくれる。


実店舗(レストラン)のサービスも、考え方もとても合理的になっている。

日本人の固い頭では、店員さんがいるのに何故?と怒り出す人がいそうだが、日本人も発想の転換が必要だよ。

中国北京の今と、河北省雄安新区の百度など

北京の街中に、溢れていた mobike や ofo を代表とするシェアリング・バイク(自転車)サービスが、失速していた。既に、北京市民の日常のインフラとなっているので、無くなってしまう事は困るだろうが、供給過多な状況は終焉を迎えたようだった。

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食事をした、ショッピングモール前に立っていた、巨大なロボット。

どこかの何かに似ているが、コレはあくまでも中国のデザイナーが作ったオリジナルだ。

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ショッピングモール地下にある、高級スーパーにチョコレートの市場調査に行ってきた。

お店に入ると、とても丁寧にスタッフ一人一人、すれ違うたびに挨拶をしてくれる。人材教育が素晴らしい。陳列されている商品棚もメチャクチャ綺麗だ。

チョコレートの消費量でみると、中国は人口が多い事も要因だと思うが、やはり世界一のようだが、この高級スーパーのチョコレートの品揃えはとても少なくて意外だった。まだまだ、あの鉄板 GODIVA (ゴディバ)が強いようだが、本物志向に変化していくと予想する。大量生産=高品質では無い事に気付くだろう。

驚いたのは、日本のお酒がビックリする金額で売られていた事。

写真のお酒は、日本の定価の数倍、有名な「獺祭」の一升瓶が、種類にもよりますが何と驚きの 2 万円 ~ 4 万円で販売されていた。酒税・関税が高いのだろうか???

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宿泊したホテルの駐車場には、ドイツを中心に高級車が並んでいる。最近では、アメリカのテスラが人気で台数がかなり増えている。関税が安くなったらしく、テスラは最大数百万円値下げされたそうだ(と云っても、TESLA Type X は、1,000 万円超えだけど、、、)。おかげで、テスラ購入の為の順番待ちが凄いらしい。

写真の車は、中国製の電気自動車。自動運転機能は、無いそうだ。

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北京に来ると、いつも張さんがフルーツを沢山用意してくれる。

豪華な、大粒のイチゴに、僕の大好きなマンゴーと、幸せなホテル生活をしているよ。

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北京でお気に入りの、新疆ウイグル料理のお店に今回も行ってきた。

お店の名前と内装が、ガラリと変わったので聞いてみると、

元々の店名に、イスラムという意味が含まれていたので、国の方針で店名変更そ余儀なくされてしまったと事だった。

料理は、相変わらず美味しいね。

中国料理も良いけれど、張さんも僕も新疆ウイグル料理がお気に入りなのだ。

中国北京の今と、河北省雄安新区の百度など

向かって左側は、北京生まれ北京育ちの張さんの奥さんである劉さん。北京国家図書館に努めている。

自宅に行くと、とても優しい味の昔ながらの中国料理をご馳走してくれるのですが、写真を一緒に撮るのいつも忘れてしまう。

今回は、新疆ウイグル料理のお店で、3 人で記念撮影。

今年は、張さんと一緒に日本そしてベトナムのブンタウに来るように約束したよ。


北京で、お世話になりました。

ありがとう。


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