2013年05月21日
コンピューター歴史博物館で、Web サービスの変化のスピードを感じる

今では当たり前の Google ですが、この Google のテスト段階の時のサイトだけど知っている人っているのかな?
シリコンバレーのコンピューター歴史博物館で、懐かしの機械・サービスに出合った後は、インターネット創世記からの Web サイト・Web サービスの変化を見て、この時代の流れの速さをあらためて感じた。
一世を風靡した Web サービスは、今となっては遥か昔の事のようだ。モバイルでインターネットに出合った、10 代・20 代の若者達は、きっと名前すら知らないサービスも多いのでは無いかと思う。
恐ろしい反面、本当に面白くもあり楽しい世界だ。
Computer History Museum
1401 N. Shoreline Blvd, Mountain View, CA 94043
tel : 650.810.1010 fax : 650.810.1055

ど真ん中に鎮座しているのが、MOSAIC

そう、画像とテキストを一つのウィンドウに一緒に表示が出来る、最初のブラウザなのだ。
今では当たり前過ぎて、えっ?そんな事も出来なかったの?って感じだね
ここからWebの歴史が始まり加速した。

僕はインターネット業界に入ったのが、1994 年。
当時は、インターネットに接続する事自体が、難しく専門知識が必要だったので、簡単接続ソフトパックなんてのもサービスとして成り立っていた。

第一次ブラウザ戦争
NETSCAPE VS MOSAIC

ネットスケープがリリースされた時は、世界中が驚いた。
日本でもパソコンに標準で搭載されるようになった。
そして、ネットスケープが圧倒的なブラウザのシェアをとったのですが、そのネットスケープのブックマークに日本で唯一最初から登録されていたのが、
浜松発のビジネス有料メールマガジン「ジャパン・ビジネス・ニュース(JNEWS)」だよー
この有料メルマガを受信しないで、日本でビジネスを語るなかれ。
主催者の井指(いさし)さんは、切れ味抜群のビジネスネタを毎度提供してくれますよ。これを機会に、有料会員になりましょう。
JNEWS
http://www.jnews.com/

ネットスケープ一人勝ち状態が長く続いた後、
巨人マイクロソフトが参入し、第二次ブラウザ戦争が勃発した。
MICROSOFT VS NERSCAPE
インターネットエクスプローラなんて、重くて全く使い物にならんぜ・・・なんて言っていたのに、浸透するまで時間がかかったけど結果として Windwos OS 標準ブラウザとして提供するんだから、結果としてマイクロソフトの圧勝。
さて、Google の Chrome や、Firefox は第三次ブラウザ戦争として歴史に刻めるのだろうか。

そして、Electric Commerce の登場だ。
これまた、インターネットなんかで物を買う奴なんかいないよ。なんて、笑われ続けていましたが、買っちゃうんだよねー
更に、パソコンから、スマホへだね

そして、.com バブル
そして、崩壊

「web 2.0」もうこの言葉も古く感じてしまう。
こちらのコーナーで紹介されていたサイトは、Blogger、Youtube、Facebookなどなど
ちなみに、今の日本の 10 代の若者や、成長著しい東南アジア諸国では、web1.0 を経験せずいきなり web2.0 からインターネット体験・経験が始まっているんだよね。これらをふまえて、今後のサービスを考えていかなければなるまい。
で、

コンピューター歴史博物館からの最後のメッセージがコチラ
What's next?
さて、皆さんはなんだと思いますか?
僕は、またまた
変わっているなぁと言われるだろう事を既に考え実践し始めている。
また、最初はアホか!と、呆れられると思いますが、やっぱりやっちゃいます。
ちょうどギズモードで、「グーグルがまとめた「今のウェブができるまで」(動画あり)」って記事があがっていたので合わせてどうぞ。
Building the Web Together
Computer History Museum
http://www.computerhistory.org/