2016年12月28日
自然振り子式電車が消滅！？特急やくもを利用して山陰地方へ
今年も残り僅かになってきた。数年前からはじめた年末日本列島再発見の旅は、遠州からは九州・東北よりも実は遠い場所である山陰地方にやってきた。日本国内 47 都道府県を全て訪れ全都道府県に宿泊しましたが、なんてたって遠州・浜松から遠いのは断トツ島根県だと思う。ANA 派という事もありますが、島根県に行くぞとなった時、最も近いと思われるのが米子鬼太郎空港。でも米子鬼太郎空港は、お隣である鳥取県であり、しかも ANA 便は東京羽田空港のみの接続で他の空港からは直接行くことが出来ない（2016.12 現在）
で、10 数年前に島根県松江市に通った鉄道ルートになる。でも、博多駅から行けない・・・岡山駅まで一旦周って懐かしい特急やくもを利用する事になるのだ。
特急やくもと言えば、自然振り子式の車輌を採用しており、とにかく右に左に揺れる揺れる。乗り物酔いする人からすると、自然振り子式の特急やくもは、可能な限り乗りたくなかったそうだ。
さて、今回も特急やくもを利用するという事で、久しぶりに自然振り子式の車輌に乗車するなと乗り物酔いには縁がない僕は楽しみにしたのですが、予想に反して全く揺れない快適な電車に様変わりしていた。
あれ？おかしいなと思って、後で特急やくもを調べてくると
こんな記事を発見
カーブで揺れる特急…乗り物酔い続出で引退へ 国鉄時代の「振り子式電車」 スピードアップに貢献（2015.2 産経WEST）
あらら
評判が悪くて、自然振り子式の特急やくもは引退してしまったよだ。
確かに、10 数年前に乗った特急やくもとは別物の綺麗で快適な車内になっていた。
特急やくも（Wikipedia）
---------------( 2016.12.28 追記 )---------------
本日、JR米子駅で駅員さんに現在の特急やくもは振り子式電車では無いのですか？と聞いてみた。
とても若い駅員さんでしたが、現在も特急やくもは振り子式電車との事でした。
が、10 数年前は、トイレに行くのも車内の座席を掴みながらで無いと男性でも歩きにくかったなど話をしたけど、今回は女性のオバさん方も何事も無いように普通にトイレに立っていたんですよ～と話をすると
その頃とは、電車の車輌も新しくなっている事と、線路自体の質もあがっているので、揺れ方が小さくなっていると思うとの事だった。
また、多分 10 数年前でれば、特急スーパーやくもですねと言っていた。
正式な回答としては、
現在も特急やくもは、自動振り子式である。
但し、10数年前と車輌・線路とも新しくなっており、「スーパーやくも」と「やくも」の違いもある。
でした。
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愛媛と岡山を結ぶ特急しおかぜも僕が頻繁に利用していた 30 年前はディーゼル車だったけど今は普通の電車だしこれも時代だね。
何だか寂しい気がするけど、これで島根・鳥取に行く人が増えると良いね。
米子駅に着くと、流石鳥取県
境港のご出身の水木しげる大先生のゲゲゲの鬼太郎だらけだ。
鬼太郎で全面ラッピングされた、KITARO FAMILY TRAIN なるものが停車していたよ。
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