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2012年09月12日

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

本田宗一郎氏の”オヤジの言葉”にたっぷりと浸った後は、オヤジの魂がこもった往年のバイクをご紹介しようと思う。

現在の電動アシスト付き自転車を彷彿させるスタイリングの、昭和 27 年に作られた「ホンダカブ F 型」。バイクと言うよりも、自転車に空冷 2 サイクル単気筒の補助エンジンを付けたものだった。ホンダの歴史を読むと分かるのですが、この補助エンジンが売れに売れた。売れた理由は、従来の営業マンが売り歩くという手法では無く全国の自転車店を販売代理店とした事だった。これを考え実行したのが、昨日少し紹介した本田宗一郎の経営パートナーであった藤沢武夫氏だ。その数、半年でなんと 2 万 5 千台だって。

藤澤氏の本にも書かれていますが、職人である本田宗一郎氏と営業のプロである藤澤武夫氏の経営手腕は凄い。

本田宗一郎ものづくり伝承館
〒431-3314 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1112
tel : 053-477-4664 fax : 053-477-4664
開館時間:10:00 ~ 16:30
休館日:月曜日・火曜日〈祝日の場合は開館、水曜日が休館〉

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

昭和 27 年に、白いタンクと赤のエンジンカバーに白の「 Cub 」の文字というセンス。エンジンの形状も素敵だ。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

昭和 41 年の「ベンリー CL125」。4 サイクル 2 気筒で、最高時速がなんと 120km/h 。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

ウィングマークが渋い。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

2 気筒エンジンからマフラーへと続くエキゾーストパイプの曲線の美しいこと。素晴らしすぎる。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

昭和 24 年製造のホンダ発のモーターバイクが、「ホンダ C 型」だ。エンジンのみ製造していたホンダが、バイク本体の車体も製造する事となった念願の初号機。

このモデルは、東京で行われた日米対抗オートバイレースに、浜松からたった一台で参加し見事にクラス優勝を成し遂げた栄光あるバイクなのだ。

この実績、浜松人なら忘れちゃならんよ。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

ガソリンタンクだいぶ剥げ落ちてしまっているけど、この頃のエンジンヘッドの形が好き。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

昭和 33 年に販売された名車中の名車である「ホンダスーパーカブ C100」。展示車は、昭和 38 年モデル。

この当時から現在まで、ほとんどデザインが変わっていないのは凄すぎる。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

僕の生まれた昭和 37 年に製造された「ポートカブ C240」。

名車「ホンダスーパーカブ C100」から、エンジンをデチューンし低価格化し販売拡大を狙ったモデル。写真を見るとウィンカーさえも無いのが分かると思う。

ウィンカーが無くても良かった時代って、、、

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

空冷 4 サイクル単気筒 OHV の 49CC エンジンを搭載。ミッションは、2 速だって。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

この角度のデザインがとても愛くるしい。今でも発売されたら人気が出るんじゃないかな。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

ホンダ宗一郎ものづくり継承館の入り口に置かれていた、今でも根強いファンが多い「ホンダモンキー Z50A型」昭和 44 年モデル。

モンキーは、ほんと人気があるね。このモデルは、ハンドルがたたむことが出来るので自動車のトランクに入れて移動もできちゃう。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

ホンダ・モンキーのデザイン画。どれも良い感じがする。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

タコメーター搭載の「ベンリー CB50」昭和 46 年モデル。50CCだけど、やっぱり CB だ。今じゃ、50CC のスポーツタイプを乗っている若い子達って殆ど見かけないけど、昔は沢山走っていたなー

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

ものづくり継承館では、ホンダのダイキャストモデルの展示と販売が行われている。ホンダファンには、たまらない逸品が数々ある。

こちらも僕の生まれた年の「1962年ホンダCL72ドリーム スーパースポーツ」。よーく出来てる。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

免許を取得して最初に乗ったのが、ホンダのグリーンメタのダックスだった。

全部欲しくなっちゃうよー

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

ダイキャストモデルはとっても精巧に作られているのですが、お値段もそれなりに・・・する。

イラストや、ポストカードなども販売されているので、ご安心を。

ホンダの数あるバイクの中で一番好きで、今でも欲しいと思っているのが「ホンダ・ドリームCB400FOUR」だ。
左の上から 2 番目がそれ。

悩んだ挙句、今回は我慢した。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

こちらは流石というか、本田宗一郎ものづくり継承館の駐車場には名古屋ナンバーの「ホンダ・ドリームCB750FOUR」が 2 台とまっていた。

この CB のシートの模様がルイヴィトンのモノグラム柄になってた。

本田宗一郎ものづくり伝承館、オヤジのつくったバイクたち

こちらは同じく「ホンダ・ドリームCB750FOUR」のオリジナルコンディション。往年の名車は、フルカスタムよりノーマルで綺麗に乗られている方が多いですね。


ホンダワールドを体感したい方は、浜松市へGO


本田宗一郎ものづくり伝承館、ホンダの”おやじ”からの言葉


本田宗一郎ものづくり伝承館
地図はこちら
http://www.honda-densyokan.com/


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