2015年06月03日
ダナンのマーブルマウンテンと呼ばれる「五行山」に琉球との繋がりをみた
シンチャオ♪
ダナンに行ったらココも外せない。朝の 08:30 にベトナム人ドライバーにお迎えを依頼し、ハン川沿いに建つ「サンリバーホテル」を出発した。向かった先は「五行山」。山全体が大理石で出来ているらしく、「The Marble Mountains (マーブルマウンテン)」とも呼ばれているそうだ。
山自体が大理石って相当凄いぞ。「五行山」の麓には、大理石で作った置物のお土産品が沢山売られていた。勿論、買えないけど・・・。
「五行山」には、ベトナム中南部で長い間繁栄したチャンパ王国の遺産もあるとの事で、ベトナム人にも人気のスポットと言う事で、早い時間から多くの観光客で賑わっていた。
「チャンパ王国」を調べてみると琉球王国との深い繋がりがあったのだ。
五行山 (マーブル マウンテン) The Marble Mountains
The Management Board of Ngu Hanh Son Tourist Area
81 Huyen Tran Cong Chua St., Danang City
tel ; 0511 3961114 - 3836355
ベトナム語なので、何と書いてあるのかさっぱり分かりません(笑
ネットで「五行山」の事を検索すると、
5 つの連なった山からなっていて、儒教の「火・水・木・金・土」がそれぞれの山に名付けられているそうだ。
山頂へは、階段でも登る事が出来るようですが、せっかくなのでこの美しいエレベーターを利用しましょう。
エレベーターは別途チケット(15,000VND)を購入してね。
2 基のエレベーターが用意されていて、 2 号機に乗り込んだ。
エレベーターは、外側がガラス張りになっているので、上に昇って行くにつれてダナンの美しい海が観えてきたー
あっという間に到着
エレベーターは、山頂では無く五行山の中腹辺りに接続している。
そーなんですよ
こっから先、まだまだ自力で登りですので、朝から行く予定であれば前日はユックリ疲れを癒しておきましょう。
ダナンの街には、隆起した(?)小さな山がいくつかある
なかなか珍しい景色だ
ダナンの綺麗な海も直ぐ目の前に観える
ちょっと変わった造りの建造物
ベトナム・ダナンは、とにかく体力勝負
朝から、階段をひたすら登って行く
美しい景色、由緒あるチャンパ王国の遺産をこの目で観るには、修行が必要なのだ。
階段の途中で休憩している観光客もちょこちょこ見かけたが、オッチャンは朝から頑張ったよ。
売店と休憩所
水分補給が必要な方は、こちらでどうぞ
売店の前に、有名らしい洞穴の入口
何故有名か分かったと言うと、団体客を率いる添乗員がこの洞穴の前で一生懸命語っていたから。
後で、ネットで学習したらやっぱり見逃せない場所・洞穴だったようで入って良かった。
洞穴の中に入ると、中央に仏像
神妙な雰囲気というか空気感を感じる
ここで仏像を拝んで戻ってはいけない。この先にまだ続きがあるのだ。
日本の観光地であれば、こんな案内方法は絶対にあり得ないのですが、洞穴の壁面しかもかなり上部に赤字で「洞通雲」と書かれている。
階段とか、しっかりとした足場など当然無いわけで、この狭い洞穴の先から人の声が聞こえてくるので、本当に行けるのだろうかと思いながらも、先に進んでみた。
この先の写真が有りませんが、
かなり狭い
手すりも何も無いので、自己責任で先へどうぞ
五行山、更に進むと
沖縄の琉球王国時代の城址で見るような、景色があろうとは
岩をぶち抜いて
その先は、南国の植物が生い茂る空間
ここにも売店と休憩所有り
ずんずん進み
大きな洞穴があったので入ってみた。
岩をくり抜いて作られた観音像(?)
凄い広い洞穴内の空間
この洞穴には時間によって、天空から太陽の光が射しこんで幻想的な空間になるらしい。
エレベーターのチケット購入時に貰った、五行山の絵葉書の 2 枚にその様子があった。
この建物の形、特に屋根
どこかで見た形だなと思っていると
わぉー
こんな所に、沖縄の昔の建物じゃん
こちらには、沖縄のシーサーにソックリなものが
チャンパ王国と琉球王国は、交易がとても盛んだったのだそうだ。
更に、沖縄・琉球王国の王女がチャンパ王国へ嫁いだのだ。
ベトナムと沖縄の昔からの深い関係ここに有りだった。
琉球王国の王女が嫁いたという事は、沖縄・琉球王国の子孫がベトナムには沢山いるという事になる。
この建物を見た時に、沖縄を強く感じたのは至極当然だったって事だ。
へぇ~~~
チャンパ王国が統治していた現在のベトナム中南部には、沖縄の建築物に似ているモノが沢山ありそうだ。
逆に、沖縄にもベトナム所縁のモノがありそうだね。
展望台に有料の双眼鏡があった。コインの投入口があったけど、ベトナムで硬貨って見たことが無いんだけど・・・何を入れるのだろう。
まだまだ五行山は広がっているようですが、ホテルに戻らなければいけない時間となったのでここで引き返す事にした。
かなり豪華な建物
麓まで続く階段の手前に大きな仏像。仏像の目線の先には、チャンパ王国の街が広がっていたのだろうか。
エレベーターで山の中腹まで昇った後も、かなりアップダウンがあるので歩きやすい身軽な格好で訪れる事をオススメします。
ベトナムの何処かに、沖縄の首里城に似た建物があると聞きましたが、チャンパ王国と琉球王国の関係を考えると是非その場所を訪れたいと思ったのだった。
静岡県袋井市は、ファン・ボイ・チャウのベトナム独立へのキッカケをつくった。
そして、
沖縄県は、琉球王国時代に、王女がチャンパ王国へ嫁いだ。
今まで以上に、ベトナムとの縁を強く感じる。
The Marble Mountains (五行山)
http://www.nguhanhson.org/
地図はこちら
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Posted byのののat00:08
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