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2007年09月06日

ダムづくりの心

羽地ダム

沖縄県の北中部には、国管轄の7つのダムがあります。

福地ダム・新川ダム・安波ダム・普久川ダム・辺野喜ダム・ 羽地ダム・ 漢那ダム

朝から、7つのダムを巡る計画だったのですが、拠所ない事情で僕は後半の羽地ダム・ 漢那ダムから参加しました。羽地ダムでは、沖縄県のダムを管轄している内閣府の方が丁寧に詳しくそして分かり易く沖縄県のダムの説明をしてくれました。

詳細は、後ほどオフィシャルのオキナワダム巡りブログで紹介されると思うので僕が気になった”ダムづくり”の心というものを紹介しましょう。

川を知り、大地とつきあう
-謙虚に、素直に、そして逆らわず-

「治水」「利水」「環境」を目的に、『知水』『知地』、『敬水』『敬地』、『馴水』『馴地』という心構えでダム築造に携わる。それが、ダムづくりの心です。


『知水』
水の本性を深く知ろう。
『知地』
場所ごとに千変万化の多様な様相を呈する大地を知ろう。

『敬水』
その地における水の本性をうやまう。おのずから敬虔(けいけん)な気持ちとなる。
『敬地』
大地の真髄を思い、大地に対すれば、おのずから、まず敬虔(けいけん)な、そして謙虚な気持ちになる。

『馴水』
水の本性にさからう設計などを避け、水の本性に素直になじむ工法を施すこととなる。
『馴地
大地の本性に素直になじむ工法を施すこととなる。


これが河川技術の真髄、ダムづくりの心です。



これが大きく資料館に貼られていました。


ダムをつくるという事は、自然を触るという事になるのでいろいろな意見があるかと思います。長野では大問題になったし・・・

ただ少なくとも、今回巡った7つのダムそして国管轄以外の複数の沖縄県のダムは、それぞれ重要な役割をもっている事があらためて理解できました。

大きな川が無い沖縄県で水の確保は大きなテーマですが、今回詳細をお聞きするまで北部のダムがそれぞれ地下で繋がっている事によって、小さな川からの恵みの水を全体でカバーする仕組みになっている事を知り大変ビックリしました。


資料館は、誰でも訪れる事ができます。

ちなみに、ダムの事だけでは無く

ダムがある地域の昔からの歴史や、沖縄県の水に関する歴史を学ぶ事ができるので機会があれば是非ダム巡りをすると良いと思います。



□関連記事は、こちら

オキナワダム巡り(てぃーだオフィシャル)
ダム巡ってきました(ZACKBARANG 2007.09.06)
羽地ダム 沖縄ダムめぐり(沖縄からヨッシャー(=^^)9 2007.09.06)
普久川ダム(ふんがわ)(AWAZON 2006.09.04)

北部ダム事務所
http://www.dc.ogb.go.jp/hokudamu/

ダムへ行こう!(ここでは、貯水率を見る事もできますよ)
http://www.dc.ogb.go.jp/toukan/



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昨日はてぃーだの企画で沖縄ダムめぐりの後半、羽地ダムから参加してきましたー。ダムって意外と皆さん行った事ないと思いますが、悪くないところですよぉー。
羽地ダム 沖縄ダムめぐり【沖縄からヨッシャー(=^^)9】at2007年09月06日 10:38
いやー、今日は楽しかった!きつかったけど楽しかった!!え?なんでかって??それはダムを巡ってきたからです。笑http://dam.ti-da.net/いやー、ダムは本当にいいですよね。。昔から公園と...
ダム巡ってきました【ZACKBARANG】at2007年09月08日 08:56
この記事へのコメント
はじけまして(笑)
ブログには初コメントさせていただきます!
さっと流して読んだだけですが素晴らしいですね!

まさにキングダムと

言ったところでしょうか?
Posted by かんのり at 2007年09月06日 15:25
>かんのり さん
ブログでははじめまして!ですね ^^
沖縄のダムって内地のダムと違って、
やさしくて、やわらかくて・・・
とっても良い雰囲気でした
機会があったら是非行ってみて下さいね
Posted by のののののの at 2007年09月07日 00:19
 
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