AWAZON

赤湯駅から山形鉄道フラワー長井線に乗って暫く雪景色を眺めていると、途中駅からスペシャルなこの方が乗車してきた。

少し賑やかになってしまうと思いますがと、僕を含め乗客一人一人に挨拶をすると

マイクを使って、山形県長井市の方言で車窓からの眺めを面白おかしく案内をし始めた。

列車の進行と共に、私の母校です！と、長井市の中学校を紹介し、へぇーーと思っていると

窓の外に、突然それは現れた



家の屋根の上で、この雪の寒い中

旗を大きく振っている人

あまりにも突然だったので、はっきりと撮れていませんが、真っ赤なパンツをはいて一生懸命振り続けている。



なんと、満面の笑みのこの方の弟さんなのだそうだ。

ご本人、47 歳

旗を列車が見えなくなるまで降り続ける弟さん、46 歳の共に長井市生まれの長井市を愛する男たちだ。

この弟さんは、山形鉄道の社員でもなんでも無いんだよ。兄は、観光協会の人？山形鉄道の人？詳しくは聞けませんでしたが、地元の足である山形鉄道フラワー長井線を絶対に存続させるのだと、列車を乗った方々を大歓迎しているのだ。

すげー

凄過ぎ




夕方、沢山の学生たちが赤湯方面へ向かう列車に乗っていた。若者達の通学列車でもあるのだ。

このローカル線は、周辺住民の方々のまさしくライフライン。絶対に絶やしてはいけない。


今回ご縁があって、山形県長井市を元気にするお手伝いをする為にやってきた。今日が始まりですが、長井市の皆さんと一緒に、出来得る限りの事をしていこうと思う。


山形鉄道フラワー長井線をご紹介しようと思いましたが、長くなるので明日に続く