AWAZON

数年前に、当時会員数30万人の日本一の携帯サイトを保有していた。まだ携帯電話の画面はモノクロの時代であったにも関わらず、1日1,000人以上の新規会員登録がありアクセス数は一日で数百万PVという巨大なトラフィックを得ていた。何故これほどの人気を誇っていたかは、コンテンツの魅力もあっただろうが、新しいポイントシステムが功を奏していたのだと思っている。まだ、イーバンク銀行やネットマイルも無かった時代である。今でこそ”アフィリエイト”という言葉は一般的ではあるが、携帯の世界で”アフィリエイト”を成功させた初めてのモデルであった。独自のアフィリエイトシステムを持ち、そこでのアフィリエイト報酬はポイントであり、そのポイントを現金化できるというのが大きなウリだった。

今でこそ、多くのポイントシステムが相互交換が可能になっており、貯めたポイントを自分の最も価値をみいだせるポイントに交換したり、様々な方法で現金化する事ができる。しかし当時は、ポイントを現金化する＝銀行法に抵触する恐れがあり且つ法的にも前例が無くグレーだった。が、時代は変わった！


「てぃーだ」のポイントシステムを近々に開始します。

まずは、沖縄ECを中心とする物販のアフィリエイトにてポイントを得る事ができるようになります。そしてそのポイントは、てぃーだが運営する沖縄ECサイトで利用する事ができます。

普通ですね。これでは。

次に、沖縄県の「着地型旅行商品」を、賛同して頂いた沖縄県の某旅行会社（もうじき公開します）と共に取り扱っていくのですが、ここでもポイントを得たり利用したりする事ができるようになります。
まだ旅行会社の名前を公開できませんが、とてもスピードが速く且つ熱いこころざしを持った沖縄県の旅行会社です。

沖縄県のみなさま向けに、ECを楽しんで頂く為に沖縄県（着）限定のECサイト（モール）を北海道から鹿児島県までのオンラインショップの方々に協力を頂く事によって実現します。オンラインショップ全体の売上（出荷先）で考えた時に、沖縄県は僅か1%にも満たないのです。大きな要因の一つである送料問題を少しでも解消したい。そしてここでもポイントを使える仕組みを提供します。

まだまだ普通ですね。

先日、ブログのビジネス活用という事で「不動産セミナー」を開催しましたが、想像を超える100名もの不動産関係者の方々にご参加頂きました。既に、てぃーだブログにてブログを開設して頂いた不動産会社の方も何社かいます。ここでも、アフィリエイトとポイントシステムを動かしたいと思っています。

そして、沖縄県のショップ（飲食店やお土産やetc）でも貯まったポイントを使える様にしたい。

まだまだ。

ポイント交換については、現存の各社ポイントシステムとの相互交換を導入します。ポイントのシステムには、二つの活用方法（全く目的が違い、意味を理解せず導入するヒトが多い）がある（ハウスポイントと共通ポイント）のですが、これは後日説明します。

他にも、より多くのポイントの In と Out を提供します。


そして、この「てぃーだポイント」ですが今後の表現方法として”ポイント”という言葉ではなく”てぃーだ”をそのまま使おうと考えている。

例）
1,000pt（ポイント）では無く、1,000td（てぃーだ）

「てぃーだ」という、地域通貨（っぽく）にまで発展できれば面白いと思っている。

ここで、地域通貨を少し調べてみると全国には、驚く事に536件（2005年4月10日現在）もの地域通貨があるようです。しかし、それぞれの地域通貨を調べてみても殆どの地域通貨が活性化できずに失速または廃止状態になっている事がわかる。従来の地域通貨は、実際に通貨を発行したり通帳形式をとったりとリアル性が非常に強い。地域通貨の良い所は、いわゆる”囲い込み”。しかし囲い込み過ぎてしまっては、小さな地域で行った場合には上手くいかない事が多いと思われる。これは、ネット上のハウスポイントに似ている。地域通貨の目指すものと異なってはしまうが、もっとオープンな相互交換ができる仕組みが必要になるのではと思う。

地域通貨って何？



経験上、月に数十万や数百万の取扱高では活性化など有り得ない。最低限でも月に数千万以上の取引が行われた時に「てぃーだ」は認知されるだろう。現存の各社ポイントシステムとのエクスチェンジ
の際にも通貨価値が大きくレートに影響される。

10,000td（てぃーだ）が、ANAやJALの10,000mile（マイル）に交換出来る様になった時、成功と呼べるだろう。まだまだ先は長いだろうが、目標とするには良いだろう。


昨日、スタッフとの飲み会でこの”地域通貨”で盛り上がったのだが、そこでスタッフの一人が言っていた”文化をつくろう”がある。ちょうど、ゲストブロガーの大一さんが「教育で地域を、文化で産業をおこし、沖縄全体を演出していきたい」と書いていた。我々は、ITというツールを使って沖縄県の発展に貢献していきたい。

さて、今後のスタッフの給与は、td（てぃーだ）で支払う事としようか（笑）