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2014年01月09日

憧れの飛行機と言えばジャンボだった。退役した JA8966 にありがとう

憧れの飛行機と言えばジャンボだった。退役した JA8966 にありがとう

2014 年 1 月 6 日(月)那覇空港 19:30 発、羽田空港行きの ANA136 便に搭乗した。那覇空港からの快適な空の旅を提供してくれるのは、ボーイング 747-400 という 2 階建ての大型旅客機だ。通称:ジャンボジェットという、B747-400 は、今年の 3 月 31 日をもって全ての飛行機が退役する。それまでに、ジャンボジェットに乗らないとと思っていたのですが、搭乗中の機内における機長からのアナウンスを聞いて感動した。

そう、搭乗した機体番号: JA8966 のこのジャンボジェットは、本日のこのフライトをもって退役するとの事だったのだ。

ANA136 便の乗客 545 名。その中の一人が僕。

機長の声は、本当に寂しそうだった。

憧れの飛行機と言えばジャンボだった。退役した JA8966 にありがとう

恐らくこのマニアなサイトを皆さん知らないと思いますが、航空機をリアルタイムで追跡できる。

JA8966 のフライト情報は、2014 年 1 月 6 日 21:50(JST) で止まっている。

これが更新される事はもう無いのだ。

ラストフライトを飾ったのはパイロット2名、客室乗務員12名、乗客545名(普通席:514名/プレミアムクラス:22名/幼児9名含む)を乗せた1月6日の那覇発(19:30)/羽田着(21:40)のNH136便。
ANAの747「JA8966」、1月6日の那覇-羽田線でラストフライト迎える


この中に僕もいたのだ。

憧れの飛行機と言えばジャンボだった。退役した JA8966 にありがとう

沖縄・那覇空港のボーイング 747-400 。
JA8966 が、那覇空港に戻ってくる事はもう無い。

憧れの飛行機と言えばジャンボだった。退役した JA8966 にありがとう

ジャンボジェットの 2 階席に搭乗もしてみたかったけど、アップグレード・ポイント余りまくりで、1 階席の先頭に位置するプレミマムクラスに搭乗。

現在の ANA さんが保有する飛行機の機種の先端に座席があるのは、 2 階席があるボーイング 747-400 しかない。操縦席が 2 階に位置しているからだ。

座席番号 1 番に座りたかったけど、残念ながら 4 列目しか取れなかった。

憧れの飛行機と言えばジャンボだった。退役した JA8966 にありがとう

ちょっと残念だったのが、この貴重な JA8966 のラストフライトにも関わらず 2 列目に空席があった事。恐らく直前でキャンセルがあったのだろう。なんて勿体無い。

機長のアナウンスは、この飛行機に対しての愛情が搭乗している乗客全員に伝わってくる素晴らしい言葉だった。簡単だけど、この飛行機の歴史が語られた。 JA8966 は、国際線には使用されておらず、国内線で大量の乗客を快適に過ごして頂く事を最重要として機内を設計したそうだ。

これだけ沢山の乗客を、これだけ高速で飛行して運ぶことが出来るのは、ボーイング 747-400 しか無い。この言葉にはとても力があった。惜しいなー本当に。

この日の機内で読んだ日経新聞には、小型のボーイング 737 (3 + 3 列シートと通路が一本の小型機)が現在は需要のメインとなっていて、生産が追いつかないという記事が大きく取り上げられていた。

ただ、乗って運ばれるだけの飛行機・・・

路線バスに乗るように、飛行機に乗ってもらいたい、、、これも分かるけど


ずっと空港が無かった静岡県に生まれたモノからすれば、飛行機はやっぱり特別な乗り物だ。

年間これだけ沢山飛行機に乗っても、今でも飛行機に乗るのはとっても楽しい。

いつの日か乗ってみたいと思い続けた、ジャンボジェットに乗った時はどれだけワクワクした事か。

憧れの飛行機と言えばジャンボだった。退役した JA8966 にありがとう

貴重なボーイング 747-400 の安全の案内を写真に収める事にした。

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B747-400 の文字

憧れの飛行機と言えばジャンボだった。退役した JA8966 にありがとう

あってはならないけど、万が一の時の避難経路など

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2 階席があるジャンボジェットだからこその脱出経路案内。

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21 時 50 分、羽田空港に到着。

隣には、最新鋭旅客機 B787 が駐機していたのが印象的だった。

この最終フライトをもって、JA8966 は退役します。

到着後のアナウンス

「皆さま、降機の際には、是非 JA8966 にありがとうと声をかけてあげて下さい。」

この言葉に、ジーンときた。

お疲れさま

ありがとう


3 月 31 日の、B747-400 のラストフライトに乗りたくなってきた。

もう一度書きましょう

生まれて初めて乗ったのは、 20 歳の春

昭和58年3月10日 大阪空港⇒那覇空港 全日空103便 だ。

嬉しくて、楽しくてたまらなかった。

小型化され、格安航空会社が増えてきた。

それはそれで良いことだと思うけど、、、

オートバイも単なる移動手段となり、自動車も移動の為と若者の自動車離れ、飛行機も単なる移動手段となってしまうのか。

飛行機に乗るのが夢だった。飛行機は簡単に乗れる乗り物ではなかった。特別な乗り物だった。


ありがとう

B747-400

JA8966


JA8966は1995年7月12日製造。昨年10月から行われた「里帰りフライト」では、6都市のうち初回の函館を除いた小松と広島、名古屋(中部)、鹿児島、長崎の5都市を巡った。

 現時点での最終フライトは、5日の那覇発羽田行きNH136便。乗客564人(うち幼児17人)と乗員14人(運航2人、客室12人)を乗せ、那覇を定刻より15分遅れの午後7時45分に出発し、羽田には午後9時50分(定刻午後9時40分)に到着した。

 また、同機は1999年7月23日に全日空61便ハイジャック事件が起きた機体。羽田発札幌行きNH61便が刃物を持った男にハイジャックされ、人質となった長島直之機長(当時51)は犯人に刺殺された。同便が羽田へ緊急着陸後に犯人は警察に逮捕され、2005年3月に無期懲役が一審で確定した。

ANAの747-400、7日から残り2機に JA8966は予備機で最終日


ボーイング747 特設サイト
FINAL 747


ANA 全日空をこよなく愛する私的ブログ「ANA | 全日空 搭乗しまくり」
http://ana.hamazo.tv/


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