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2009年03月20日

離村式 伊江島

離村式 伊江島

伊江島に来た最大の目的が、この離村式を観させてもらう事でした。感動以外に無い。伊江島凄い。

朝がとっても苦手な僕ですが、この日は朝の7時過ぎに宿泊先のホテルヒルトップを出発し伊江港に到着しました。既に、この日の8時出航の伊江島フェリーに乗船する子供達が沢山いました。

そして、7時半より伊江島の人達と、民家に宿泊した兵庫県の高校生の離村式が始まりました。


地図はこちら

村人からの生徒たちへの言葉、学校を代表して生徒がお礼の言葉を話しました。

そして、この春に沖縄本島の高校に通う為に、15歳で伊江島を離れる事になり女の子からもメッセージがありました。15歳で一人島を出て行くのが伊江島の常なのです。

伊江島観光協会の副会長から、伊江島に残りたい人~と声をかけると沢山の生徒から手が挙がった。
楽しかったんだろうね。

離村式 伊江島

離村式の最後には、島の女性が生ギターと共に生徒の皆さんへ歌をおくった。

今回は、男子生徒ばかりだったので、最後までニコニコとしていましたが、女生徒などが多いと号泣する子が沢山いるのだそうです。みていて、何となく分かる気がした。特に、やんちゃな子が多い学校の時に感極まるそうだ。

離村式 伊江島

伊江島フェリーの前で、記念撮影。

この後、お世話になったそれぞれの民家の方と記念撮影をしていました。乗船時間のギリギリまで話がつきないようでした。

離村式 伊江島

フェリーへ乗船すると、全員がデッキで大きな声で島の人達と最後の会話をしていました。

離村式 伊江島

大きな汽笛が、雰囲気を出してフェリーが出航した。

離村式 伊江島

凄いなと思ったのが、船が最後の最後まで肉眼で見えなくなるまで、誰一人手を振るのを止めずにずっと生徒達を見送っていた。

離村式 伊江島

生徒達を送り出すと直ぐに昨日の反省会が、その場で行われます。問題点があれば、その場で直ぐに対応方法を話し合うのだそうです。この日は特に問題点は無かったようです。

昨日の、観光協会の方々の話を聞いて、離村式をみて感じたものは大きかった。

実際に、伊江島に来た生徒達が、何年かして伊江島に友人・知人そして家族を連れて遊びに来るのだそうだ。子供の頃に得た楽しい思い出は大人になっても決して忘れないだろう。年間、2万4千人の子供達を村の人達の協力のもとで受け入れ、その子供達が伊江島のファンになって戻ってくる。凄いね。実際に受け入れている民家の方は、どれだけ大変だろうか。

伊江島観光協会の方と夜遅くまでいろいろと話をする機会を頂いたのだが、その方は本当に楽しそうだった。自分の時間かなり削ってでも本気で取り組んでるのが伝わってきた。

この日、伊江島には海外(ミャンマー他、数カ国)からの受け入れがあるそうだ。言葉通じないけど、何とかなるさーって笑って言ってたのがとても印象的だった。


城山タッチュー登山を、残しておいたから早めに伊江島に行きたいと思う。

伊江島の皆さん、いろいろとありがとうございました。


【伊江島の口コミ情報】

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離村式


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