2014年07月04日
日本は台湾に学ぼう!世界最高レベルの公共自転車シェアリングサービス

アジア最初の成功事例が台湾にある。日本は台湾に学ぼうシリーズ第三弾はコレ。
台湾で爆発的に広がる、自転車シェアリング(東洋経済Web 2014.06.12)
http://toyokeizai.net/articles/-/39874
日本国内でも自転車シェアリングを運用している地域はそこそこあるらしいが、自転車一台の一日あたりの利用者数は平均で 10 人を超えるらしい。実際に、台北 MRT 中山駅付近でフリー Wi-Fi (TPE-FREE)を利用していた僅かな時間にも、目の前で当たり前のように自転車を利用する人が行き交っていた。
台北の「 YouBike 」だけじゃ無く、高雄でも「 C-Bike 」という公共自転車のシェアリングサービスが提供されている。
久しぶりに台南で自転車に乗って街を観光したけど、自転車が手軽に利用できる街っていいですね。健康的だし、エコだし、渋滞関係ないし、特に多くのヒトが街中で自転車を利用するようになれば、渋滞緩和だけじゃなく、クルマでの移動では気付かなかったモノ・コトも見えてきて、街が活気づくような気がする。
台湾の自転車メーカーである「GIANT」が全面協力して公共自転車のシェアリングサービスを展開しているのがコレ
YouBike 微笑單車
http://www.youbike.com.tw/
そして、 Youbike の台北のサイトがコレ
YouBike 台北市公共自行車
http://taipei.youbike.com.tw/

YouBike をレンタルする時の手続きをする KIOSK 端末がこれね

詳しい利用方法は台北ナビさんに書かれているので、こちらをどうぞ
YouBike の利用方法(台北ナビ)
http://www.taipeinavi.com/play/476/

台北地下鉄を利用するのに大変便利というか、不要になったらデポジットが全額戻ってくるので必ず作った方が良い「悠遊カード」がこれ。
「悠遊カード」と、台湾の携帯番号が利用できる携帯電話がある場合は、これで利用者登録が出来ちゃいます。台湾の携帯電話が無い場合(多分こっちの方が多いですね)は、クレジットカードでも利用ができるそうだ。

「悠遊カード」があれば、借りたい自転車のこの機会にかざすだけ。

自転車の返却は、借りた場所じゃなくても勿論OK
現在の空き状況や、返却可能スペースの状況もインターネットで確認できるので、便利だね。
気になる利用料金ですが、「悠遊カード」で会員登録したメンバー利用の場合は最初の 30 分は無料。4 時間までは 30 分 10 元、4 ~ 8 時間が 20 元、 8 時間を超えると 30 元という面白い価格設定となっている。
普通は長時間利用した方が、料金が安くなっていくと考えがちですが、回転を速くする為か返却遅れを防止する為などで、短時間でのチョイ乗りを推奨しているのだろう。
この発想って有りですね。

さて、高雄の公共自転車シェアリングは、やはり台湾の自転車メーカー「MERIDA」との共同開発で運用されているそうだ。
C-Bike 高雄市公共腳踏車資訊網
http://www.c-bike.com.tw/
台北の YouBike の派手派手なカラーリングと対照的に、高雄の C-Bike はグリーンをベースに落ち着いた感じ。

詳しくは下記を読んで頂けると良いですが、基本的な利用方法は似ている。
C-Bike の利用方法(旅々台北.com)
http://www.tabitabi-taipei.com/more/2009/0525/

台北の「悠遊カード」と同じように、高雄には「一卡通 (I Pass)カード」なるのもがある。スイカとイコカ、、、トイカなどなど、日本の交通系のカードが分かれていたように、台湾もきっと近い将来相互利用が出来るようになるのではと思う。利用者の事を考えればきっとそうなるでしょう。

写真を見るとお分かりのように、高雄の「C-Bike」もかなり利用されているようだ。料金体系は、 YouBike を参考に改善したのか、台北の YouBike よりも相当お得な利用料金に設定されている。
最初の 60 分は、「一卡通 (I Pass)カード」でも非会員のクレジットカードでの利用でも無料。「一卡通 (I Pass)カード」だと、 それ以降は 30 分毎に 10 元。(2014.07.01 現在・・・間違っているかもしれないので、利用前に確認してね)

台南には公共のレンタサイクルは無いようですが、宿泊した「タイプン スイーツ ホテル (Taipung Suites Hotel) 」でも無料で自転車をレンタルしてくれた。
・レンタル・チャリで巡る台湾・台南の旅。落ち着いた雰囲気の街だった。
台北・高雄の自転車シェアリングサービス、台南のホテルの自転車の無料レンタルサービスを素晴らしいと実感した。
特に台北の YouBike は、世界中から視察に来ているらしいが、日本の自転車の利用促進は全く駄目ですね。
地方の市街地にヒトが集まらない、、、郊外にお客さまが行ってしまって街が死んでしまう。大型ショッピングセンターが従来の街を壊してヒトの流れを変えていった・・・な~んて言う事を言っているところが多いようですが、それだけが理由では無いと思う。
シェアリングどころか、街中から自転車そしてバイクを締め出しているように感じる。
自転車、バイクで訪れる人たちに対してももっと優しい街づくりを願いたい。
YouBike 微笑單車
http://www.youbike.com.tw/
そして、 Youbike の台北のサイトがコレ
YouBike 台北市公共自行車
http://taipei.youbike.com.tw/

YouBike をレンタルする時の手続きをする KIOSK 端末がこれね

詳しい利用方法は台北ナビさんに書かれているので、こちらをどうぞ
YouBike の利用方法(台北ナビ)
http://www.taipeinavi.com/play/476/

台北地下鉄を利用するのに大変便利というか、不要になったらデポジットが全額戻ってくるので必ず作った方が良い「悠遊カード」がこれ。
「悠遊カード」と、台湾の携帯番号が利用できる携帯電話がある場合は、これで利用者登録が出来ちゃいます。台湾の携帯電話が無い場合(多分こっちの方が多いですね)は、クレジットカードでも利用ができるそうだ。

「悠遊カード」があれば、借りたい自転車のこの機会にかざすだけ。

自転車の返却は、借りた場所じゃなくても勿論OK
現在の空き状況や、返却可能スペースの状況もインターネットで確認できるので、便利だね。
気になる利用料金ですが、「悠遊カード」で会員登録したメンバー利用の場合は最初の 30 分は無料。4 時間までは 30 分 10 元、4 ~ 8 時間が 20 元、 8 時間を超えると 30 元という面白い価格設定となっている。
普通は長時間利用した方が、料金が安くなっていくと考えがちですが、回転を速くする為か返却遅れを防止する為などで、短時間でのチョイ乗りを推奨しているのだろう。
この発想って有りですね。

さて、高雄の公共自転車シェアリングは、やはり台湾の自転車メーカー「MERIDA」との共同開発で運用されているそうだ。
C-Bike 高雄市公共腳踏車資訊網
http://www.c-bike.com.tw/
台北の YouBike の派手派手なカラーリングと対照的に、高雄の C-Bike はグリーンをベースに落ち着いた感じ。

詳しくは下記を読んで頂けると良いですが、基本的な利用方法は似ている。
C-Bike の利用方法(旅々台北.com)
http://www.tabitabi-taipei.com/more/2009/0525/

台北の「悠遊カード」と同じように、高雄には「一卡通 (I Pass)カード」なるのもがある。スイカとイコカ、、、トイカなどなど、日本の交通系のカードが分かれていたように、台湾もきっと近い将来相互利用が出来るようになるのではと思う。利用者の事を考えればきっとそうなるでしょう。

写真を見るとお分かりのように、高雄の「C-Bike」もかなり利用されているようだ。料金体系は、 YouBike を参考に改善したのか、台北の YouBike よりも相当お得な利用料金に設定されている。
最初の 60 分は、「一卡通 (I Pass)カード」でも非会員のクレジットカードでの利用でも無料。「一卡通 (I Pass)カード」だと、 それ以降は 30 分毎に 10 元。(2014.07.01 現在・・・間違っているかもしれないので、利用前に確認してね)

台南には公共のレンタサイクルは無いようですが、宿泊した「タイプン スイーツ ホテル (Taipung Suites Hotel) 」でも無料で自転車をレンタルしてくれた。
・レンタル・チャリで巡る台湾・台南の旅。落ち着いた雰囲気の街だった。
台北・高雄の自転車シェアリングサービス、台南のホテルの自転車の無料レンタルサービスを素晴らしいと実感した。
特に台北の YouBike は、世界中から視察に来ているらしいが、日本の自転車の利用促進は全く駄目ですね。
地方の市街地にヒトが集まらない、、、郊外にお客さまが行ってしまって街が死んでしまう。大型ショッピングセンターが従来の街を壊してヒトの流れを変えていった・・・な~んて言う事を言っているところが多いようですが、それだけが理由では無いと思う。
シェアリングどころか、街中から自転車そしてバイクを締め出しているように感じる。
自転車、バイクで訪れる人たちに対してももっと優しい街づくりを願いたい。
Posted byのののat00:08
│Comments(
2
)
│
台湾
この記事へのコメント
>日本の自転車の利用促進は全く駄目ですね。
>シェアリングどころか、街中から自転車そしてバイクを締め出しているように感じる。
まったくその通りと思います。
しかも、多く人にその認識がありません。逆に自転車保有率が世界のトップクラスの日本は自転車先進国と勘違いしているしまつですね。
>シェアリングどころか、街中から自転車そしてバイクを締め出しているように感じる。
まったくその通りと思います。
しかも、多く人にその認識がありません。逆に自転車保有率が世界のトップクラスの日本は自転車先進国と勘違いしているしまつですね。
Posted by u at 2014年07月04日 11:31
>u さん
バイクや自転車で街中に行くのは、かなり厳しい環境ですよね
ここまで悪いと、行きたくても街中を避けてしまっている現実があります。
時代と明らかに逆行していますよね。
根本的に考えを正して欲しいと思います。
バイクや自転車で街中に行くのは、かなり厳しい環境ですよね
ここまで悪いと、行きたくても街中を避けてしまっている現実があります。
時代と明らかに逆行していますよね。
根本的に考えを正して欲しいと思います。
Posted by ののの
at 2014年07月06日 00:47

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