AWAZON

チラシに書かれているのを転載させて頂くと

地域の人々の多様なニーズにあわせて「安心・安全な食の提供」「障害を持つ方々の働く場つくり」「不登校の子供たちの出口づくり」「高齢者の会食の場つくり」「循環型社会の拠点つくり」などのテーマを持って立ち上げ、NPOとして運営していこうとする事業形態です。

う～ん、難しいですね。

今回、実例報告をしてくれた静岡県浜松市の”てまえみそ”さんは、古くから僕も参加させてもらっている「NPO法人アクションシニアタンク」の代表理事でもあるので、”コミレス”をやりたい！という話を聞いた数年前より興味を持っていました。

参加して各地の事例報告から、いくつかキーワードを列挙してみましょう。

・医食同源
・身土不二
・地産地消
・個食から共食へ
・ワンデイシェフ
・街の社交場
・毎日オープンするコミレスばかりでは無く、週一・月一・イベント時だけも有り

一番面白かったのは、北海道釧路市のNPO法人わたぼうしの家が運営する”地域食堂”の事例だった。

この地域食堂、家賃がゼロという事も大きな背景にあると思いますが、食事が300円・コーヒーが何と20円。金額以上に面白いなと思ったのが、来店の際に名前を記入するのだそうだ。一人でお年寄りが来店したとしても、名前を記入すると話が合いそうな席にスタッフが案内をしてくれる。そしてお互いを先ずは名前と共に紹介をしてくれるのだそうだ。名前をお互いに最初に知る事によって、コミュニケーションがとりやすい状況になるのだ。NHK「難問解決！ご近所の力」でも全国に紹介されたそうで、その映像もみせてもらった。

今は、個人情報云々とか
そのままどこでも採用ができるわけでは無いかもしれないけれど、似たような事を考えていた事もあってとても興味をひかれた。

あくまでも、”コミレス”はNPOの形態に拘っているようなので、てぃーだが目指すところや運営形態などは違う事がハッキリしたのですが、とても参考になったフォーラム（事例紹介）だった。

まだまだ正式に発表はできませんが、ホント近い将来にコミュニティスペースを実現したいと思います。

一緒に沖縄のてぃーだスタッフも参加したので、得るものが大きかったでしょう。活かして形にしてくれるハズ！

本も出ているので、興味がある方はどうぞ。