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2016年10月05日

袋井市の静岡理工科大学で、期待を込めて世界と近未来の話をしてきた

袋井市の静岡理工科大学で、期待を込めて世界と近未来の話をしてきた

これからの時代、中途半端なエンジニアは、生き残れないよ。

10 万人ほどの地方都市である遠州・袋井市に立地する静岡理工科大学で、20 歳前後の学生に向けて講義をしてきた。沖縄では、名桜大学・沖縄高等専門学校で 10 年以上も連続してお話をする機会を頂いておりますが、地元である遠州地方の大学では唯一機会を頂いているのが、ここ静岡理工科大学。

今日の講義の冒頭でも、皆さんの未来は良くなると思いますか?と聞いてみましたが、100 人以上の学生さんのなかで、5 名の手がしっかりと挙がった。

他校と違って素晴らしい事に、質問が沢山出たので、きっと話を聞いたあとで、もっと増えただろうと思う。

かなり厳しい話もしましたが、これって土地柄なのか、素直な子が多いのか、何れにしても良いことだと思った。

袋井市の静岡理工科大学で、期待を込めて世界と近未来の話をしてきた

僕のいうエンジニアとは、広義のエンジニアなので、IT 系エンジニアだけではなく、日本語で広い意味での技術者という括り。以前も書きましたが、美容師や板前さん、税理士などの有資格者だけでは無く、マーケティング・アナリスト・営業マンなどなど全てを指しています。

これは、最近やたら云われるようになった AI によって、現在の仕事の半分以上が失われるという事だけでは無く、今もそうだね。なんちゃってエンジニアは、本物が増えてくれば自然淘汰される。分かりやすく書くと、アジアなどで美味しくも無いが高価な日本食レストランは、アジアから日本に来て頂ける方が増え本物の日本の味・サービスを知り、本物のに職人さんのお店が出来始めると潰れていくのが、世の中の流れ。

そこに、今はなんちゃって AI であるかもしれませんが、超スペシャルなエンジニア達によって進化を続ければ、それは更に加速していく事は間違いないだろう。


遠州から、ヤマハ・ヤマ発・ホンダ・スズキ・カワイ・浜松ホトニクスの創業者という先人の皆さんを紹介させて頂いた。


エンジニアの評価は、お客さまからの対価。

対価を求めないのであれば、スペシャルな研究者になって下さい。

中途半端は駄目。


さて、建築系の学部・学科が無かった遠州地方に、来年の春(2017.04)から静岡理工科大学に「建築学部」が誕生する。

1 枚目の写真は、新しくスタートする「建築学部」の生徒さんが使用する事になる新校舎なのだそうだ。

発展著しいアジア各国では、日本の建築技術を学びたいという需要が増えている。なんてったって、日本の建築技術は世界の中でもスペシャルだと思う。地震が無い無いと言われている、タイ王国でも先日のミャンマーの地震で首都バンコクが揺れたらしい。ちょうどバンコクに行った時に、バンコクのビルは大丈夫か?という話題でもちきりだった。

今回の担当の先生が、静岡理工科大学として、アジアの学生をどれだけ本気で呼び込むかが重要だと言っていましが、積極的に募集をやってもらいたいと思った。アジアの希望溢れる優秀な学生が、遠州地方に増えることは、この地域の日本人学生にとっても良い事だと思う。彼・彼女たちと接する事で、きっと、たくさんの刺激を受けるだろう。


静岡理工科大学の「建築学科」に期待したい


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