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2012年06月03日

北京のクーポン発券機、これがテテルの原点

北京のクーポン発券機、これがテテルの原点

中国・北京への出張から既に 1 ヶ月が経過していまいました。

半年前に開始した浜松まちなか活性化プロジェクト「テテル」の原点となった北京のクーポン発券機のその後を書きたいと思う。

写真がその北京のクーポン発券機で、日本でもお馴染みの”マクドナルド”や”ケンタッキーフライドチキン”などの有名企業が並んでいます。

以前は、Gate 8 というショッピングセンターの 1 階入り口の一等地の目立つ場所にあったのですが、現在は地下 1 階のそれほど目立たない場所に置かれています。

んっ?北京の人達に受け入れられなかったのか?

いや、そうでは無い。逆ですね。

北京のクーポン発券機、これがテテルの原点

うちの北京スタッフと、クーポン発券機を確認しに行くと以前と同様に当り前のように利用されていた。

# 左の後ろ姿が、北京浩樹科技有限公司の総経理である cho さん

そう、わざわざここまでクーポン発券機を利用するために訪れているのです。

北京のクーポン発券機、これがテテルの原点

欲しいクーポンのバタンを押すと、下からクーポン内容が印刷された”紙”が出てくるシンプルな仕掛けです。

北京のクーポン発券機、これがテテルの原点

なんて簡単。

これが重要ですね。


北京のクーポン発券機、これがテテルの原点

何て書いてあるか分からないけど、クーポン内容などが書かれているらしい。

北京のクーポン発券機、これがテテルの原点

写真を撮っていると、利用していた中国人の方が親切に説明してくれた。

北京のクーポン発券機、これがテテルの原点

こちらのクーポン発券機は、クーポン内容が表示されているのでは無く、お店のロゴが表示されていて選ぶようになっています。

この形式だと、誰でも知っているお店・会社のサービスじゃないと成り立たないですね。

北京のクーポン発券機、これがテテルの原点

クーポン発券機の横には、サービス提供会社のスタッフが常駐していました。

スタッフが常駐しているのは、分からない事があれば直ぐに聞けるので有難い。そして、人が常駐していると言うことは当然人件費が必要になるという事です。人が常駐していても成り立つと言う事は、この事業が少なくとも継続できるだけ利益があるという事だろうと想像されます。

このクーポンサービスですが、紙を印刷して利用する事も出来るのですが、スタッフの前に置かれている非接触ICカード搭載のキーホルダーのような物でも利用する事が出来るそうです。

このキーホルダーのような物は、いろいろなデザインがあってお金を出して購入します。(明日アップ予定の”進化する北京のクーポン発行デジタルサイネージ”にて、そちらの写真をアップ)

日本では、おサイフケータイが浸透していますが、北京では携帯電話に FeliCa のようなものが搭載されていないので、別途購入して自分の携帯電話にストラップと一緒にぶら下げて持ち歩いているらしい。新しい企画である NFC 搭載のスマートフォンが普及すれば、日本と同様にスマートフォンでタッチしてクーポンを持ち歩くって事になるのでしょう。


ここで重要なのは、北京でも既にスマートフォンは浸透しており、スマートフォンでお店のクーポンは取得できます。スマートフォンがあれば、わざわざデジタルサイネージでクーポンを利用する人なんていないんじゃないの・・・なんて事は大きな勘違いというのがお分かり頂けると思う。


浜松まちなかグルメ「テテル」
http://www.teteru.net/


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