2014年04月03日
10代の頃に猛烈に欲しかったのが、イタリアン・スクーター・ベスパだった
傷だらけの天使でショーケンが美味しそうに食べていたコーンビーフに憧れた後、探偵物語で松田優作が演じる私立探偵の工藤俊作が乗り回すベスパ P150X に痺れた世代です。カルチェのライターは買えなかったけど、ライターの炎は MAX にしている男達が街に溢れた時代でもあった。あーっ「さらば青春の光」も良かったなー
浜松の街の中心部で仲が良かった先輩達は、みんなガソリンと 2 サイクルオイルを混合して入れる左遠心クラッチの Vespa 150 gs にカッチョ良く乗っていたんだよなー。
ヒロキも乗んなよって何度も誘われたけど、
当時、MINI に乗っていた僕は、イタリアの名車 Vespa までは流石に手が届かなかった。
Vespa(ベスパ)
http://www.vespa.com/
イタリアのモンスターマシン達は、カッチョいいとは思うけど、現実的に乗ってみたいのは昨日も書いたけど モト・グッツィのカフェレーサー仕様の「V7 Racer」。
でも、小僧の頃の夢を実現するなら、やっぱりベスパ(Vespa)しか無いだろ。
こっそりやっている、タイのブログでも度々ベスパが登場しているのを気付いている人もいるかもしれない。
最新型のベスパは、装備も良くなって 2 サイクル・オイルをいつも持ち歩いて、ガソリン(勿論、有鉛ハイオク)を給油する時に、ガソリン投入口に 2 サイクルオイルを継ぎ足すなんて面倒な作業はいらない。
シートの下は、日本のスクーターよろしく荷物をたっぷり収納するスペースが確保されている。
スピードメーターは今でもシンプルだった
ベスパのお姉さんと、最新のスタイリッシュなホワイト・ベスパ
ライトは丸目。これだけは譲っちゃ駄目。
とにかくベスパに乗りたいのであれば、このタイプなら日本のスクーターから乗り換えても何の違和感も無いだろう。
Vespa 150 gs と比較したら、かなり角ばってしまったけど、P150X の面影を今でも残す PX150 が復活!
やっぱりいーねーベスパちゃん
右足の所にある、フットブレーキがスクーターの証だ。小僧の頃に、ベスパを到底買えずに足代わりに乗っていたSUZUKI の ジェンマというスクーターはフットブレーキだった。
今のビッグスクーターって、自転車のような左右のハンドブレーキなんだよね。逆にビックリしたオッチャンです。
大してモノが入らないけど、鍵付きの収納スペースが付いているのも昔ながら。 150 gs は、確か蓋は無かった。
メーターはもっとシンプルな方が好みかな。
左右のウィンカー、フロントカウルの両端に埋め込まれていますが、左右のハンドルの先に付いているのがカッチョいい。カスタムパーツとかあるのかなー
PX150 は、ちゃんと 2 サイクル・オイルを別にいれる所があるだろうから、オイル缶を持ち歩く必要も無し(今の時代、当然か)
おまけで、Vespa のオリジナルグッズの T シャツ
と、レザージャケット
10代の時に中古で数十万円した、P150X の雰囲気を受け継ぐ新車の PX150 が、50 万円弱だって~
小僧の頃に夢のようなバイクだったベスパが、日本の国産ビッグスクーターより安いとは驚きだ。
30 年前に、NY で高くて買えなかった、コールハーンのローファーを手に入れ、同じくサンフランシスコのフィッシャーマンズワーフで買いそびれた、カルフォルニア州の州旗を描いた(バッタモンの)$19 のお気に入りのパーカーを手に入れた。そして、高校生の時に出会った、鉄馬ハーレー・ダビッドソンも。
オッチャンになると、自然に夢が近づいてくるのかな?
それとも、物価が変わらない又は当時よりも価格が下がって(30 年前と現在の為替が大きいぞ)手に届く時代になったって事か。
男の秘密基地が実現したら、Vespa150gs は流石にメンテ出来ないし、PX150 か P150X を仲間にいれてやろう。
Posted byのののat00:08
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