2008年10月23日
粟国島簡易水道

粟国島の島民の生活を支える粟国島海水淡水化施設(高効率2段法)。
今まで、一般的な浄水施設を見学した事が子供の頃も含め何度かあったけど、それらは川の水を浄化して飲料水にかえる施設だった。
今までみた浄水施設に比べるとはるかに大掛かりな装置に思われた。
離島の水事情は本当に厳しいのがわかる。
「高効率2段法」
従来、海水淡水化における脱塩水の回収率は40%程度でした。高効率2段法では残りの約60%の濃縮海水をさらに昇圧して2段目の超高圧用の逆浸透膜に供給することによりさらに脱塩水を得て、60%近い合計回収率を得ることができます。中間の昇圧にはターボチャージャーを用いて、2段目の濃縮水の圧力を利用して昇圧するため無動力での昇圧が可能です。
回収率が上がることにより取水量、ろ過水量が減るため取水、前処理設備が小さくなり、薬品の使用量も減らすことができます。
(粟国島簡易水道パンフレットより)
この施設では、大規模な海水淡水化装置を有している。細かく担当者から説明をしてもらったのですが、間違いがあってはいけないので、施設の写真だけを掲載したいと思う。

原水槽
ここの海水が、いくつかの工程によって大切な飲料水になっていくわけですね。










海水淡水化施設の中は、モーターが動く音が響き渡っていた。
この簡易水道によって、粟国島の人々の飲料水は蛇口をひねればいつでも利用できるのだ。

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Posted byのののat00:08
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